8K対応製品およびAIoT製品の拡充についての展望を公開
SHARP70インチ8KテレビやIGZOパネルのVRHMDなどを展示!
ブースでは8K60fpsのVR映像視聴も!
本日14時からのメディアコンベンションで、SHARPのブースを見てきたところ、同社の掲げるAIoT技術を使ったスマート家電のほか、気になる70インチ8K対応液晶テレビも実際に見ることができた。
AIoTクラウドサービス「COCORO VISION」に対応した液晶テレビ「AQUOS 4K」で楽しめる新しいコンテンツサービス「COCORO MUSIC」、「COCORO GAME」のデモも展示されていた。
「COCORO MUSIC」は、定額音楽配信サービス「レコチョク Best ライトプラン」の連携により、邦楽・J-POPの国内最大級のラインアップから、プロが選曲したプレイリストをシャッフル再生で楽しめる。月額利用料金は税別300円。
一方、「COCORO GAME」は、テレビ単体でブロードメディアGC株式会社から提供されるクラウドゲームサービスを介してカジュアルゲームが楽しめる。月額利用料は500円、単品販売は300円から。
8K液晶テレビは、実際に見ると4Kテレビよりもさらに高精細。ここまで高精細だと、実物とほぼ同じでは?と思えるほどに色彩も豊かで、確かな実在感を感じる。これは、写真からは絶対伝わらないので、ぜひ実際にその目で確認してもらいたい。
圧倒的に美しい高品質パノラマVRも展示
加えて、同社のブースでは、NTTドコモが発表した世界初8K60fpsのVR映像配信視聴システムの視聴デモも行なっていた。これはNTTドコモブースでも同じように展示されているとのこと。SHARPは映像を表示する1008ppiのIGZOディスプレーを提供している。
NTTドコモのシステムは、はNTTテクノクロス株式会社の「パノラマ超エンジン」を用い、2K解像度の映像を2枚同時に再生することで、PCへの負荷を大幅に下げていると言う。また、低解像度の背景に、高解像度のタイルを貼り付け、見ている箇所だけを高解像度で再生し、高品質なVR映像を実現しているそうだ。
デモ映像は、琉球の大自然や、砂浜で踊る人などを捉えた高精細映像だった。現状のPC用VRヘッドマウントディスプレー(HMD)である、HTCのVIVEやOculus RiftはパネルがOLEDで、今話題のマイクロソフトのWindows Mixed Reality対応HMDのパネルはLCDだが、本デモ機は高密度画素のIGZOパネルを採用。
そのため、格子筋が目立たないかと思われたが、あまりにも映像が高精細なため、4Kで撮影された映像よりも、くっきりはっきりとした自然な映像を見るには、やや格子筋が目立った気がした。とはいえ、従来のVRHMDで視聴するよりも、映像は高精細でより自然な印象を受けた。
今年のCEATEC JAPANのSHARPブースは3つのステージ、4つの体験ゾーンに分かれている。もちろん、8K、AIoT商品の体験ゾーンなども含まれているため、8Kという超高画質による圧倒的なリアリティーを体験したい人は、CEATEC JAPAN 2017のSHARPブースで実物を体験してみるといいだろう。
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