週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

臨場感あふれるバーチャルツアーを実現

VRバーチャルツアーコンテンツを制作するサービスがスタート

2017年09月28日 13時40分更新

 ホームステージング・ジャパンは、VRゴーグルなどを利用してバーチャルツアーができるコンテンツを制作する「Matterport 3D Space」の一般提供を開始した。同社は売却予定の物件にインテリアコーディネートを実施、物件の売却促進を支援する「ホームステージング」サービスも提供している。

 これまではホームステージングをした物件限定のオプションサービスとして、360度3D-VR撮影を実施していた。近年、VR技術の向上にともなうバーチャルツアーなどのニーズの高まりを受け、不動産物件に限らず「旅館」や「店舗」「オフィス」「結婚式場」「公共施設」「イベント会場」「アミューズメント施設」と、あらゆる業態・施設へのサービス提供を開始するとしている。

 本サービスは、単なるパノラマ画像のつなぎ合わせを超えた、継ぎ目や歪みの無い、高画質・高精細な360度3Dバーチャルツアーコンテンツを撮影・作成することを可能としており、撮影画像は4K画質に対応。360度撮影すると同時に3Dスキャンする特殊な撮影機材を使用することで、平面的な画像情報のつなぎ合わせではなく3Dモデルとして立体的に描画することができる。

立体的な描画が可能

 また、画面内の壁面や空間内に文字やURLリンク、画像や動画を埋め込むことが可能。施設内部を見るだけでなく、注目ポイントに補足情報を付加することで、さらなる理解促進と情報提供ができるとのこと。

画像・動画の埋め込みもできる

 このサービスで作成されたコンテンツは、ウェブブラウザーやスマートフォン、Oculus Riftなどで閲覧可能。VRゴーグルの使用により、3Dバーチャル空間でまさに施設内部位にいるかのような没入感を体験できるとしている。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります