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AIを活用して企業の働き方を診断、IT活用による改善を提案

ラック、クロスリバーと協力して「働き方改革支援サービス」を提供

2017年09月27日 18時30分更新

AI感情分析(ヒアリング)のサンプル

 ラックは9月27日、クロスリバーと協力して企業の職場の分析と働き方改革に効果的なITの積極活用を支援する「働き方改革支援サービス」を提供すると発表した。

 クロスリバーの働き方改革のノウハウをもとに開発したAIを活用し、同社の持つ働き方改革取り組み企業約480社超のデータとのパターンマッチング、対面のヒアリングやウェブアンケートにより社員の発言内容および感情を解析して結果を可視化。産業医や社会保険労務士などの専門家の分析も取り入れ、総合的に診断する。対面ヒアリングの環境分析ではAIを用いた感情の可視化も行なうという。

「働き方改革 AI + 診断サービス」診断結果のサンプル

 社員の働き方分析に加え、企業のIT活用状況を診断。ラックの蓄積したノウハウにより、IT利用状況の棚卸しとセキュリティー実装の分析を短時間で実施、同時に働き方改革に効果的でセキュアなIT活用を提案する。

「働き方改革支援サービス」の全体構成

 これらの作業で明確になった事業生産性(投資/利益)と労働生産性(労働コスト/利益)を向上させ、社員の働きがいを改善するプログラムを提供。さらに働き方改善効果を振り返り、さらなる改善や再実行プランの策定や、目的達成のための組織・制度改革の支援を実施する。

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