【iPhone 8/Xの料金まとめ】auの「アップグレードプログラム」やソフトバンクの「半額」はオトク？

ソフトバンクも4年／48回払いに
割賦の端末代金と月月割の両方が半額になる

　続いて紹介するのは、ソフトバンクの「半額サポート for iPhone」だ。

　ソフトバンクの「半額サポート for iPhone」を適用させると、auの「アップグレードプログラムEX」と同様に4年／48回払いになる（一括購入では不可）。オプション料金は無料。

48回払いで2年後に機種変更すると残りの端末代金の支払いが不要になるのは同じ

　ソフトバンクは従来同様の毎月の割引（「月月割」）がある料金プランだが、月々の端末代金は半額になる一方で、同時に毎月の割引（「月月割」）も半額＆最大48回になる。そのため、毎月の端末分の支払いはきっちり半分になる。

（税込）	ソフトバンク／iPhone 8
	新規／MNP		機種変更
	64GB	256GB	64GB	256GB
端末総額	9万4320円 (3930円×24回) (1965円×48回)	11万2560円 (4690円×24回) (2345円×48回)	9万4320円 (3930円×24回) (1965円×48回)	11万2560円 (4690円×24回) (2345円×48回)
月月割	7万7040円(3210円×24回) または(1605円×48回)		6万7440円(2810円×24回) または(1405円×48回)
実質価格	1万7280円 (720円×24回) (360円×48回)	3万5520円 (1480円×24回) (740円×48回)	2万6880円 (1120円×24回) (560円×48回)	4万5120円 (1880円×24回) (940円×48回)

（税込）	ソフトバンク／iPhone 8 Plus
	新規／新規		機種変更
	64GB	256GB	64GB	256GB
端末総額	10万6080円 (4420円×24回) (2210円×48回)	12万4560円 (5190円×24回) (2595円×48回)	10万6080円 (4420円×24回) (2210円×48回)	12万4560円 (5190円×24回) (2595円×48回)
月月割	7万7040円（3210円×24回） または(1605円×48回)		6万7440円（2810円×24回） または(1405円×48回)
実質価格	2万9040円 （1210円×24回） (605円×48回)	4万7520円 （1980円×24回） (990円×48回)	3万8640円 （1610円×24回） (805円×48回)	5万7120円 （2380円×24回） (1190円×48回)

　「半額サポート for iPhone」でも25ヵ月目以降に機種変更すると、残債の支払いが免除される。その代わりにそれまで使っていたiPhoneは回収されるのも同じだ。そのときに月月割の残り半分も消滅するので、“実質価格”の半額が免除されると計算すべきだろう。

48回払いにすると、割賦の代金も月月割も48回＆半額になる

　ソフトバンクのiPhone 8／iPhone 8 Plusの実質価格は上の表からもわかるように約2万円から6万円弱。つまり免除されるのは約1～2.8万円。この金額で旧iPhoneを下取りに出すことを意味する。

　ちなみに現在のソフトバンクは、機種変更時に2年前のiPhone 6sを1万7000円、iPhone 6s Plusを2万7000円で下取りしている。つまり得か損かは微妙。一方で、毎月の負担が軽減されるメリットもある。というわけで、月々の支払い額を減らしたい＆ずっとソフトバンクを使い続ける！ と考えているのならば加入の意味はあると言える。

　逆にいずれは他キャリアに行くかも……と少しでも考えている人は、auと同じく従来と同じ2年／24回払いを選ぶのが○だ（もしくは一括購入）。

　なお、「半額サポート for iPhone」は2年後以降でないと機種変更できないわけではない。「1年買い替えオプション」により、13ヵ月目以降でも機種変更が可能になる予定だ。ただその場合も残債が免除される期間は同じ26ヵ月目以降のぶん（25ヵ月目までは通常通り割賦代金の支払いが必要）となる。

「1年買い替えオプション」では13ヵ月目から機種変更することも可能。ただ、このままではまだ1年しか経ってないiPhoneをかなり割安で下取りに出すことを意味してしまう。詳細は今後発表するとのことなので、auの「アップグレードプログラムEX（a）」に対抗できるメリットを打ち出してくる可能性が高い