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Gmail文中の電話番号や住所の対応アプリ連携が可能に

2017年09月25日 10時00分更新

Gmailをメインの登録先や連絡手段として使っているユーザーは多いかと思いますが、ちょっと設定を加えるだけでさらに便利になります。ライターの島徹さんが日常生活でも役立つGmailのTipsをご紹介。

Gmailが進化! 文中の住所の自動リンクを
Googleマップと直接連携できるように

 グーグルは9月18日から、Gmailの文中の住所や電話番号、メールアドレスを自動リンクし、対応するアプリやサービスが起動する機能を追加しました。

 これまでは、Gmailに届いたメール内容の住所をGoogleマップで開くには、いちいち住所をコピー後、Googleマップ側で検索する必要がありました。メール本文の電話番号などに連絡する場合も同様です。

 しかし、Gmailもほかのメールアプリと同じく、コピペの不便さから解放されることになりました。この機能はPC版Gmailのほか、iOSやAndroid版アプリ、Inboxのすべてが対応します。

GoogleはG Suite Updatesにて、住所や電話番号、メールアドレスへの自動リンクの追加したと発表した

 実際に動作を試したところ、スマホだとリンクから通話アプリやマップアプリが開きますし、PCでもEdgeなどブラウザーによっては電話番号をSkypeなどの通話アプリに関連付けることが可能です。今のところ、住所の記述方法やGmailがPC版かアプリ版かなどによって、電話番号や住所がうまく検出されない場合もあります。ですが、それも今後改善されていくでしょう。

Gmailでも、メール本文中に書かれている住所や電話番号にリンクがつくようになった

住所をタップすると、Googleマップが起動して地図上の位置を示してくれる

 ちなみに、iPhoneなどiOS版Gmailアプリなら、メールの住所をGoogleマップで開くことができます。iOS標準のマップアプリではなくGoogleマップを使いたいユーザーにとってはうれしい機能です。

 iOS版GmailアプリをとにかくGoogle関連のアプリと関連付けたい場合は、メニューから“設定”→“Google Apps”を選びましょう。住所を開くときにGoogleマップの利用を固定できるほか、URLを開くブラウザーもChromeを指定できます。

iOSの場合、標準ブラウザーは「Safari」で地図検索は「マップ」だが、Googleアプリの場合は、ほかのブラウザーや地図検索アプリを指定できる

 なお、今回のアップデートではメール本文中の日時を元に、カレンダーに予定を追加する機能は搭載されませんでした。この点は、iPhoneなどiOSの標準メールアプリなどに追い付いていません。GmailとGoogleカレンダーも併用しているユーザーが多いと思われるだけに、カレンダー管理についても便利な機能追加を期待したいところです。


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