クラフトビール「よなよなエール」が初登場から20年経った今年、初のリニューアル。香りにこだわって理想の味に近づけたという。気になるから飲む。
新「よなよなエール」
・メーカー:ヤッホーブルーイング
・発売日:10月中旬からスーパー、コンビニなど店頭で順次切り替え
※9月13日から成城石井にて先行発売
・実売価格:270円前後
・アルコール度数:5.5%
■商品概要
ヤッホーブルーイングが1997年に発売したペールエールビール「よなよなエール」が20周年の節目となる今年、特徴のひとつである香りをさらにブラッシュアップ。初となるレシピの大幅なリニューアルをした。
アロマホップを増量。“カスケードホップ”をメインにそれを引き立てるための数種のホップをブレンド。酵速度をコントロールし香りとコクのバランスを調整。
グレープフルーツやレモンのような鮮やかな柑橘の香りが特徴でかつ、ホップの余韻が残る、理想のアメリカンペールエールに仕上げたという。
飲んでみた
ナベコです。ビール大好きです。よなよなエールもとても好き。味わいが一般的なラガーとはちょっと違い、ホップの香りが心地よく立つのが特徴ですね。クラフトビールの中には個性的な味わいで大衆受けしないものもありますが、よなよなは苦みと香りのバランスよく、焼き鳥や唐揚げにも合うなと思っています。
リニューアル版のサンプルが手に入ったので、現行のよなよなと飲み比べてみました。新しい方をカップに開けて、香りを嗅いで、プハッ。これまでのものもカップに開けて、プハッ。
正直、大幅な味の変化は感じなかったです。よなよなはよなよな。どちらも、ホップの華やかな香りと、ほどよく残る苦みがあっておいしいくて、うーん差はあるものかなと一瞬困ってしまいました。
ですが、ですが。注意深く味わってみると、ちょっと違いました。新しいよなよなのほうが洗練されていて最初の一口を口に含んだ瞬間からおいしく感じます。現行のよなよなは勢いがあるけれど、喉に馴染むまでに一拍時間がかかる感じで、新しいもののほうがスッとビールのおいしさに届きます。
特徴的と感じたのは苦み。新しいよなよなのほうが苦みが濃厚で、舌に濃い味わいが残ります。より上品で本格的になったように思います。
ただし、あくまでよなよなの延長線上で、びっくりするほど味の方向性は変えてないようですね。ビール好きな人はぜひ今のうちに現行のものを買いだめしておいて、新しいものが出たタイミングで新旧の飲み比べをしてみてはいかがでしょう。
主観バリバリ 5点満点ジャッジ!
爽やかさ 4点
苦み 4点
甘み 3点
総合NP 4点
「苦みが深くなりました。ですが、苦いのに飲みやすい、飲みやすいのに心地よく苦いというバランス感は健在です。あ~、唐揚げと一緒に飲みたい」
※NP:NabekoPoint
※9月20日 追記※ 記事掲出後に、食事にあわせて飲むなどしてみましたが、飲めば飲むほど味の違いを感じました。新しいよなよなエールは雑味がクリアになってすっきりして、その分口の中にビールの香りやうまみがより広がります。人によって感じ方がちょっとずつ違ったので、気になった人はぜひご自身でお試しあれ。
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