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京都企業4社のリソースを活用するオープンイノベーション

京都発! 産官連携の新規事業創出プロジェクト「KYOTO OPEN ACCELERATOR」

2017年09月13日 14時05分更新

 日本政策投資銀行とCrewwは9月11日、オープンイノベーションによるスタートアップ企業との新規事業を創出することを目的としたプログラム「KYOTO OPEN ACCELERATOR(京都オープンアクセラレーター)」を発表した。提供開始は9月19日から。

 KYOTO OPEN ACCELERATORは、京都に根付いたブランドや、多様な事業領域と顧客基盤などのリソースを有する京都企業4社(京都リサーチパーク、コーデンシ、ニッセン、はてな)が、斬新なアイデアやノウハウを有する全国のスタートアップ企業に連携を呼びかけ、それぞれのリソースを活用した新しい産業や新規事業を創出するというもの。また、産み出された事業を日本と世界に展開することを目的としている。

 9月19日には、専用のウェブサイトをオープン。参加を希望するスタートアップ企業のエントリー受け付けを開始する。期間は10月6日まで。京都企業4社とスタートアップ企業は、初期的なシナジーの確認から協業に至るまでのゴールに向け、強力な連携機会を発掘していくという。

 日本政策投資銀行とCrewwは、6月に新規事業創出支援プログラムの構築を目的とする業務提携契約を締結している。同プログラムは、締結後初の取り組みとなる。今後も両社の連携により、地域産業全体の活性化、新しいマーケットの育成、新規雇用拡大の促進に貢献していくとしている。

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