ヌーラボは9月11日、プロジェクト管理ツール「Backlog(バックログ)」、ビジュアルコラボレーションツール「Cacoo(カクー)」、ビジネスディスカッションツール「Typetalk(タイプトーク)」の3つのプロダクト連携を強化し、ひとつのアカウントで契約や支払いやユーザー管理などが一元化できるようになったと発表した。
CacooとTypetalkは、2015年にユーザー管理、契約、支払いが統合され、2つのプロダクトを一緒に契約した組織は、請求書や振込口座、ユーザー登録も同一のものが使える。一方、Backlogのみ個別のユーザー管理、契約、支払いの仕組みで運用しているため、同じ組織内の同一ユーザーであっても、それぞれで登録する必要があった。
今回、まずは新規契約のユーザーのみを対象とし、3つのプロダクトをひとつのアカウントで登録できるようになった。銀行振込とクレジットカード払いが可能になり、セキュリティー強化やユーザー追加、ほかのプロダクトとの連携が容易になるという。
Cacooユーザーは270万人を超えており、およそ90%が海外のユーザーとなっている。今後は、Backlog、Typetalkとより簡単に連携できるような導線や仕組みを作ることで、すべてのプロダクトの海外ユーザー比率を高めていき、マーケットを拡大していくとしている。
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