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9月15日に日本でも発表されるか!?

カメラやソフトが進化したSIMフリースマホ「ZenFone 4」実機レビュー

2017年09月08日 10時00分更新

 一挙に6モデルが発表され、日本での発売が期待されているZenFone 4シリーズの主役とも言える「ZenFone 4 ZE554KL」(台湾版)を購入しました。ひと足先にレビューをお届けします。

パッケージデザインは変わるも、中身の構成は変わらず

 ZenFone 4シリーズからパッケージデザインが新しくなりました。ZenFoneを2台並べてハートマークにしたアイコンが特徴的です。キャッチコピーの「We Love Photo」からもカメラ機能に力が入っていることがわかります。

パッケージと付属品

 付属品は日本でも使えるAタイプのACアダプターや、ASUSロゴの入ったSIMピンなど、おなじみの構成です。TPU製のケースが付属しているので、気に入ったものが見つかるまでこれを使うとよいでしょう。

凹凸の無いフラットな背面

 背面は「ZenFone 3」のデザインを踏襲したものとなっています。ガラスの光沢の中にキラリと光るスピン加工が目を引きます。両面2.5Dガラスに金属フレームを採用し、なめらかな持ち心地です。

左からZenFone 3、ZenFone 4、ZenFone Zoom S

 5.5型版「ZenFone 3 ZE552KL」と「ZenFone Zoom S ZE553KL」を並べてみました。ZenFone 4の型番はZE554KLで、これら2台の後継モデルという位置付けです。

TPUケースを装着してみた

 付属品のTPUケースを装着してみました。いたって普通なケースですが純正なだけあってサイズはピッタリです。ほかのケースを探すまでのつなぎにも、メインのケースとしても使えます。

背面のカメラ部

 デュアルカメラ部分には出っ張りがありません。メインカメラは、レンズの明るさがF1.8、光学手ブレ補正を搭載しており、ツライチに美しく仕上がっています。

 先代では背面中央に位置していた指紋センサーはホームボタンに内蔵されました。センサー式のホームボタンで少しくぼんでいます。左右のナビゲーションキーも同様にセンサー式。バックライトを搭載しタッチ時に点灯、もしくは常灯を設定できます。

nanoSIM x2のデュアルSIMスロット

 SIMスロットはnanoSIMが2枚入る構造です。SIM 2のトレイはmicroSDカードと兼用となる排他仕様です。ZenFone 4は下位・上位モデルどちらも64GBの内蔵ストレージを搭載しているため外部ストレージの出番はないかもしれません。

プリインストールアプリは28種まで減らせるように
複数のSNSアカウントを持てる「ツインアプリ」も搭載

デザイン刷新、プリインアプリ激減で生まれ変わった「ZenUI 4.0」

 ZenFoneシリーズに採用され続けているASUS独自のUIと、ホームアプリを統合したZenUIも最新の4.0になりました。まず、目に入るのが外観の変化です。視認性を重視した従来のものからより近代的なものに変わりました。

 見た目こそ変わりましたが使い勝手はいままで通り。カスタマイズ性の高いホームアプリとなっています。

プリインストールアプリ一覧

 プリインストールアプリも見直されました。グーグルアプリも含めて29個がプリインストールされています。WebStorageアプリはアンインストールもできるため28個まで減らせます。

ショートカットメニュー

 一部アプリではアイコンを長押しすることでショートカットメニューが開くようになりました。確認したところ、グーグルアプリが対応しているようです。

SNSで複数アカウントを管理できるようになる新機能「ツインアプリ」

 ZenUI 4.0に追加された目玉機能がこのツインアプリです。FacebookやInstagramなどひとつのアカウントしか登録できないアプリで利用でき、名前の通り2つ目のアカウントが管理できるようになります。

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