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トラックボール派に大ニュース! ロジクールから7年ぶりの新製品は究極モデル! 「MX ERGO」発表

2017年09月06日 16時01分更新

 ロジクールは、トラックボールマウス「ロジクール ワイヤレストラックボール MX ERGO」を9月22日に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、同社オンラインショップでの価格は税抜1万2880円。

ロジクールのハイエンドモデル「MXシリーズ」の1台として「MX ERGO」が登場する

 MX ERGOは同社のトラックボールとしては、2010年発売の「M570」以来、7年ぶりの新製品で、ワイヤレス接続の親指型という意味では同じタイプとなる。一方で同社のハイエンドモデルを示す「MXシリーズ」に含まれる1台になっただけに、デザインやディティールは妥協なく作られたという。

トラックボール派には待望の新製品だけに、発表側もかなりテンション高めだった

 特にデザインについては、「究極の快適性と操作性」を実現するために繰り返しプロトタイプを作成。手のひらと指をサポートする形状に作られている。また、人にとってより自然なポジションを研究した結果、握手するときの角度を意識したとのことで、トラックボールを20度傾ける調整が可能になっている。

デザイン、特に角度にこだわりがあるという

 これらの工夫により、通常のマウスでの操作と比べて、筋活動量を20%軽減するという結果に繋がっており、トラックボールのファンはもちろん、今マウスを使っているユーザーにもこのメリットを伝えていきたいとした。

写真で見るとかなり傾いているように見える

実際に手のひらを置くと違和感はないから不思議だ

ちなみに背面は磁石でくっつくパネルを調整することで、20度の傾きをなくして利用することも可能だ

 機能面ではホイールがついにティルトに対応。また、充電性能も注目ポイントとのことで、500mAhバッテリーの内蔵で1度の充電で最長4ヵ月、1分の充電で約8時間利用できる。トラックボールの上にあるボタンはスピードモードとプレシジョンモードの切り替えに割り当てることが可能で、アプリや操作場面ごとに瞬時にカーソルの動きを切り替えられる。

ホイールのティルト対応、バッテリー性能の向上、FLOWへの対応なども

 PCとの接続は、最大6台までの同社のマウス/キーボードを接続できるUnifyingレシーバー、またはBluetooth LEの2種類に対応。また同社マウスの最新機能「ロジクール FLOW」もサポートしている。これは同じネットワーク内にある2台のコンピューターをシームレスに操作でき、マシン間でコピー&ペーストやファイルの移動なども可能というものだ。

 本体サイズは51.4×99.8×132.5mm、重量は164g。対応OSは、Windows 7/8/10(Bluetooth接続時はWindows 8以降)、macOS 10.12以降。また、Unifyingレシーバーの単体販売も開始される。こちらの価格は税抜1130円。

日本での発表会のために本社から取り寄せたというプロトタイプ

同社の過去のトラックボール製品も展示。右写真は現行モデルのM570との比較


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