and factoryは9月4日、IoT×ヘルスケアプロジェクトにおいて、ネオスの食事画像認識AI技術との連携開始を発表した。
食事画像認識AI技術は、同社が開発したディープラーニングを活用することで複数のオブジェクトを同時に認識可能とする画像認識エンジンだ。写真に複数のオブジェクトが存在する場合、これまでの技術では認識したいオブジェクトの範囲を指定するなどの操作を必要としていたが、同エンジンはAIが自動認識するため写真を撮影するだけで認識が完了するという。
and factoryはIoTを活用した事業を積極的に推進しており、2016年8月19日には、福岡市にて近未来の生活を体験できるスマートホステル「&AND HOSTEL」をプロデュース。客室に設置されたあらゆるIoT製品を操作、制御するプラットフォームアプリ「&IoT」を起点に、あらゆるシーンでIoT体験が可能としている。
今回のプロジェクトでは、スマホのカメラで撮影した食事画像データからメニューを特定し、摂取カロリーや栄養素を自動認識するために必要となるAI技術の領域をネオスが担当。またあらゆるデバイスをインターネットやセンサーと接続させることで自動化させるIoT分野をand factoryが担うことで、両社の知見、ノウハウを融合。豊かなライフスタイルを送るための「IoT×ヘルスケアサービス」の実現に向けて協力していくという。
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