Yogaシリーズの完成形とも言っていいほど
完成度が高い「Yoga 920」
続いて、2in1 PC新モデルの「Yoga 920」。液晶が360度開閉する、いわゆるYogaタイプの2in1 PC最新モデルで、とにかく完成度が非常に高いというのが率直な感想だった。メタルボディーと背面ヒンジの「ウォッチバンドヒンジ」などデザインは従来モデルとほぼ同じで、それほど大きく変わっていないように見える。ただ、液晶のスムーズな開閉具合や任意の場所でぐらつき無く液晶を保持できる点などは、さすがのひと言。また、Thunderbolt3を2ポート備え、さらに標準のUSB 3.0ポートも備えているので、利便性も十分に優れている。
CPUには、最新の第8世代Coreプロセッサーを採用。メモリーは最大16GB、内蔵ストレージも最大1TBのSSDと申し分ない。ディスプレーは13.9型IPS液晶と大きいが、ベセルが狭められているためボディーサイズは13.3型ディスプレー搭載モデル相当。ディスプレーの表示解像度はフルHD(1920×1080ドット)に加えて4K(3840×2160ドット)も用意。また、4096段階の筆圧検知に対応しているオプションのスタイラスペン「Lenovo Active Pen 2」も利用可能だ。
その他、バッテリー駆動時間がフルHD液晶時で15.5時間、4K液晶時で10.8時間と、十分な長さが確保されている点もうれしい。ただし、重量は1.37kgと、モバイル用途としてはやや重い点は気になった。
ところで、発表会場では公募で選ばれた天板デザインを採用するモデルが展示されていた。展示作品は複数あったが、優勝作品は実際に「Yoga 920 Vibes」として販売される。
そして、もうひとつ忘れてはならないのが、「StarWars Special Edition」と呼ばれる特別モデルが用意される点。天板に反乱同盟(Rebel Alliance)のロゴをプリントしたモデルと、天板に銀河帝国(Galactic Empire)のロゴをプリントしたモデルの2種類が用意される。天板はYoga 920 Vibes同様にガラスが採用され、より高級感が高められている。また、壁紙もそれぞれ専用のものが用意されるなど、スター・ウォーズファンにはたまらないものとなっている。その他の製品の仕様はYoga 920と同じだ。
なお、moto X4、Yoga 920ともに日本でも発売を予定しているそうだが、発売時期や価格は現時点では未定だ。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう