「チョコミントって歯磨き粉の味じゃん」と言われるたびに「は? 歯磨き粉にはチョコレート入ってないんだが? こいつチョコミントエアプか?」と憤っております。お世話になっております。アスキー編集部きってのチョコミント好き、モーダル小嶋でございます。
今回食べるのは、スターバックスの「スターバックス ミントチョコレート WITH チョコレートプディング」。サントリーと共同で展開するチルドカップシリーズで、コンビニエンスストア限定です。216円。
ミルクとカカオの織りなすコク深く甘いチョコレートドリンクを、ほのかに香るミントで爽やかな後味に仕上げたとか。チョコレートプディングの食感も加わり、晴れやかな季節にぴったりの味わいだそうです。
チョコレートプティング→チョコプリンのことで、クラッシュしたチョコプリンがたくさん入っているわけです。149kcalと、いうほどハイカロリーではないのですが。
ところで「晴れやかな季節にぴったりの味わい」というのは、スターバックスが商品紹介によく使う手法です。「最高に暑いサマーシーズンをアクティブに楽しんだあと」とか、「何か新しいことが始まりそうな夏のワクワク感が高まるこの時季」とか、今の季節にピッタリ! ということを季節を使ってアピールするのですね。
さっそく飲んでみましたが、唸りました。とにかくバランスが良いのです。
まず、チョコレートドリンク。ミルキーなコクがあり、苦すぎないカカオが味を引き締めています。そこにチョコレートプディングの食感が加わることで、喉ごしも充実。ミントの香りがスッキリした後味となります。
チョコは甘すぎない、カカオは苦すぎない、ミントは香りすぎない。品が良いのですね。きちんと風味があるのに、どれもわざとらしくない。ケミカルな感じは一切なく、自然に飲める。うまい具合にまとまっているのですよ。ちなみにスタバ店舗ではチョコミント系のドリンクが(9月4日現在)無いはずなので、スターバックスのチョコミントを飲めるのはコンビニ製品だけ!
筆者はどうもチョコミントに関して評価が甘いきらいがあります。公正な評価のため、アスキー編集部のグルメ担当、ナベコさんにも飲んでもらいました。
ナベコさん「甘すぎないし、ミントの香りも強くないから、スッと飲みやすい。チョコレートプディングの『ドリュドリュ』した食感もうれしい」
今回はもう一人、チョコミント好きでもある編集部のヤング・フレッシュ(26歳)サンキュー鈴木さんにも飲んでもらいました。
サンキュー鈴木「上品ですねー。スッキリした甘さとカカオのほのかなビターさが、よくまとまっています。そこにチョコレートプディングの食感が加わって面白い。チョコミントが好きな人はもちろん、『ドロリッチ』などをよく飲む人も気になるんじゃないでしょうか」
くどいかもしれませんが、筆者はチョコミント好きです。チョコミント味となると評価が甘くなる傾向はあるかもしれません。
しかし、スターバックスのミントチョコレートは、品良くまとまっていて、多くの人に勧められる味になっていると思います。さすがスタバ、と唸る完成度。素晴らしいと思いました。
モーダル小嶋
1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。ショートコラム「MCコジマのカルチャー編集後記」ASCII倶楽部で好評連載中!
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