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AI利活用の機会創出をサポート

現場で使えるAIの学習済みモデルプラットフォーム「exaBase」提供開始

2017年09月01日 15時12分更新

 エクサインテリジェンスは8月30日、AIの学習済みモデルプラットフォーム「exaBase(エクサベース)」を提供開始した。

 exaBaseは、利用技術からモデル検索ができることに加え、活用シーンからもモデル検索を可能としている。活用シーン検索は、経営企画の視点でAIを導入したいという目的を想定し分類しているため、開発者だけではなく経営に携わる担当者にもAI導入のヒントとして活用できるという。また、学習済みモデルがどのような機能を持っているのか、どんな活用方法があるのかを動画で確認できる。

 また、最新の論文で発表された現場で使える人工知能モデルを随時掲載するほか、ダウンロードしたモデルを自由に改変できる点を特徴としている。

 exaBaseは、会員登録した法人であれば利用可能。開始当初は、利用技術から検索できるカテゴリーとして「画像・動画解析」「音声解析」「文章解析」「データ解析」「データの前処理」の5種類、活用シーンから検索できるカテゴリーとして「異常を発見する」「特定の人/モノを検出する」「HRテックを活用した人事業務の効率化する」「数値データを効率的に分析する」など14種類を用意し、有償・無償の両サービスを提供する。

 無償サービスでは、論文をもとに作った人工知能モデルをダウンロードできる。有償サービスは、同社が開発してきたモデルやソフトウェアを企業のニーズに応じて最適にカスタマイズして提案・提供するという。

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