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将来的な機能拡張も視野に

より快適な作図が可能に!「Cacoo」がFlashからHTML5へと移行

2017年08月30日 14時36分更新

Cacooエディタイメージ

 ヌーラボは8月28日、ビジュアルコラボレーションツール「Cacoo(カクー)」の基盤技術をFlashからHTML5に移行したと発表した。

 Cacooは、プロジェクトのアイデアやウェブサイトのレイアウト、作業計画などをオンライン上で簡単に作成し、チーム内に共有できるウェブサービスだ。ワイヤーフレーム、フローチャート、組織図、マインドマップ、オフィスレイアウトまで、豊富なテンプレートやステンシルを元にさまざまな図を作成・共有できる。

 Cacooは2009年のリリース以降Flashを採用していたが、セキュリティー面での懸念や2020年にサポートが終了する発表も受け、HTML5への完全移行に至った。

  HTML5に移行したことによる「エディタ」の変化はほとんどなく、これまでの機能は変わらず利用できるという。また、Flash版よりも素早く起動し、少ないメモリーで動作。セキュリティーに対する不安が少なくなるといった変化を感じられるという。

 さらに今回の技術基盤変更により、将来的には「図の内容を操作するAPIの提供」や「オフラインでの操作対応」など、これまで実現できなかった機能も視野に入れ開発を進めていくとしている。

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