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AR/VRに加え、自動運転、ドローン、ロボット分野に技術提供開始

Kudan、空間・物体認識ソフトウェア技術「SLAM」を実用化

2017年08月24日 19時20分更新

 Kudanは、カメラ画像を用いた独自の空間認識技術「KudanSLAM」を開発し、これまでのAR/VR分野に加えて、自動運転や先進運転支援システム、ドローン、産業用ロボットやパーソナルロボット分野向けの技術提供を本格的に開始した。

Kudan SLAMは「機械の眼」だという

 SLAMとは、三次元の空間認識をするソフトウェア技術。カメラの画像をもとに、リアルタイムで周囲の環境地図の作成と自己位置推定ができる。

 KudanSLAMは、スマートフォンに搭載される安価なカメラでも動作可能で、ほかのセンサーとの組み合わせも自由。プラットフォームやアーキテクチャーに依存しない高汎用性や、モバイルCPU5%以下の消費で動作するほか、高速・低計算負荷、誤差1mm-1cmの高認識精度などの特徴を持つ。

 同社は今後、カメラが搭載されたあらゆるデバイスでSLAM技術を活用し、普及拡大を目指すとのこと。

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