ベンチマーク結果は良好! CPUスコアーが際立つ
では、さっそくベンチマークを見ていこう。構成は次の通り。
『G-GEAR GA7J-K92/XT』(カスタム構成)の主なスペック | |
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CPU | Core i7-7820X(8コア/16スレッド、3.6~4.5GHz(ターボブースト3.0時)) |
マザーボード | ASUS PRIME X299-A(Intel X299) |
OS | Windows 10 Home |
メモリー | 32GB(8GB×4、DDR4、2400MHz) |
グラフィックス | GeForce GTX 1070(8GB) |
ストレージ | 500GB SSD(SATA)+2TB HDD(SATA) |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
電源 | CWT製 650W(最大700W、定格650W、80PLUS BRONZE認証) |
本体寸法 | およそ幅190×奥行き475×高さ435mm |
重量 | およそ12kg |
販売価格 | 26万8164円(税込) |
ゲーミングPCとしてみると32GBの大容量メモリーが目立つのだが、ゲームと並行して本格的なクリエイティブ作業をするようなケースを考えれば、標準的な搭載量だろう。また手の込んだ動画編集が多いのであれば、メモリは128GBまで増設可能なので、すでにPCを持っている場合は現状のPCで検証してから搭載量を決めるといいだろう。
ベンチマークは『ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク』『3DMARK v2.3.3732』『PCMARK 10 v1.0.1275』『CINEBENHC R15』を実行した。なおグラフィックスドライバーのバージョンは384.94。スコアは総じて安定しており、極端に高いわけではないが、Open Broadcast Software(OBS)で録画しながらの『ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク』の様子を見ると、CPUリソースに余裕を残したまま、フレームレートが落ちる様子もなかったため、ゲームのみではなく、ゲーム+αが当たり前の人に適する性能だと言えそうだ。
ゲーム×クリエイティブなユーザーに超オススメ
『G-GEAR GA7J-K92/XT』は、CPU性能とデフォルトで多く搭載されているメモリーなどを考慮に入れると、ゲーム単体はもちろん、ゲーム動画を編集したり、スクリーンショットを加工してみたりといった作業が多い人向けのPCと言える。筆者のように趣味や仕事で写真の画像処理が多いのであれば、ゲームをしながらのRAW現像も余裕であり、切替が面倒な人にもちょうどいい構成だろう。逆にゲームのみとなると手に余る部分があるため、CPUはそのままでメモリーを減らして、そのぶんGPUを強化するといったカスタマイズを検討してもいい。ハイエンドCPU搭載のBTOPCは得てして極端に高性能な製品になりがちだが、その点、本製品は非常にバランス感の良好な製品だ。
提供:Project White
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