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「Elite Dangerous」シリーズを手掛けるゲーム会社

中国・テンセント、Elite Dangerous制作メーカーに役25億円投資

2017年08月17日 18時20分更新

 中国インターネット企業のテンセントは、VR対応のスペースコンバット・シミュレーションゲーム「Elite Dangerous」で知られるイギリスのゲーム開発会社「Frontier Developments」に1770万ポンド(約25.7億円)の投資を実施した。

 テンセントは自社内でVR関連製品を開発しているとの噂はあるが、製品などは発表していない。その代わりに、コンテンツ制作スタジオ、スタートアップへの投資をしている。

Elite Dangerousシリーズ

 今回の投資により、テンセントはFrontierの9%の株式を獲得したとする。

 Frontier Developmentsは、1994年1月に設立された、イギリス・ケンブリッジに拠点をおくゲーム開発会社。2014年に、宇宙空間を舞台としたElite Dangerousなど、Eliteシリーズを制作して大人気となった。現在、同ゲームはHTC Vive、Oculus Riftに対応するVR版がSteamにて配信されている。なお、2017年7月時点では、同ゲームは日本語サポートされていない。

 Frontierによると、今回調達した資金は、主にケンブリッジに本拠をおくスタジオや、人材育成に投入するほか、準備金を増やすための投資に使われる。また、将来中国をはじめとするアジア市場への進出も検討しているとのこと。

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