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「通訳案内士法及び旅行業法の一部を改正する法律」施行を前に通訳案内士でプレサービス開始

HIS、訪日外国人旅行者と地元ガイドを繋ぐC2Cマッチングサービス「Travee」

2017年08月16日 18時30分更新

「Travee(トラビー)」

 エイチ・アイ・エスは8月16日、訪日外国人旅行者と地域の地元ガイドを繋ぐC2Cマッチングサービスサイト「Travee(トラビー)」を10月1日にプレスタートすると発表した。

 これまで、訪日外国人旅行者への有償通訳ガイドは「通訳案内士」の国家資格を持つ人にだけ認められていたが、政府による「通訳案内士法及び旅行業法の一部を改正する法律」の施行(2018年1月4日)後は通訳案内士の資格がなくとも有償でガイドを担うことが可能となる。

 Traveeは、法改正を見据えて地元の通訳と旅行者のマッチングを行なうことを目的に作られたサービス。6月にサイトを公開して以来、地元ガイド300人以上が登録を済ませているという。HISでは日本各地の自治体との連携も協議を進め、地域の学校と協力して「地域通訳案内士」の資格取得を取れるカリキュラムも学校側と策定している。

 10月1日のプレスタートでは通訳案内士の有資格者を限定としたガイドマッチングを行なう。HISでは、有資格者が所属している通訳案内士団体へTraveeガイドへのエントリー誘致や訪日外国人旅行者の動向のヒアリングなども実施してサービスの整備を進めるとしている。

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