最新パーツ性能チェック
第218回
Skylake-Xから1ヶ月足らずで最速王座を奪取!
Core Xに完全勝利!?「Ryzen Threadripper」で究極のマルチスレッド性能を堪能
2017年08月12日 19時50分更新
検証環境はCore Xシリーズ検証時になるべく近づけた
検証に入る前に検証環境を紹介しよう。今回入手した評価キットにはCPUクーラーからメモリー、OS入りのSSDまで入った至れり尽くせりの内容だったが、今回はほとんど活用していない。Core Xシリーズ発売時のベンチマーク結果を流用しやすいよう、パーツは極力共通化してある。
Ryzen Threadripperに対決させるCPUはインテル製の現時点での最速モデルであるCore i9-7900Xを準備、さらにRyzen 7 1800Xと、ベースラインとしてCore i7-7700Kのデータを引用する。
そしてRyzen Threadripperの持つモードの違いをみるために、以下の3通りのパターンでも計測している。“-Distributed”は全CPUコアを使用するデフォルト(Creatorモード)の状態、“-Local”は全CPUコアを使用するがメモリーのみLocalモードの状態、そして“-Gaming”はCPUコア数半減とLocalモードを併用するGameモード時の結果となる。
| 【検証環境:Ryzen Threadripper】 | |
|---|---|
| CPU | Ryzen Threadripper 1950X(3.4GHz、最大4.2GHz)、Ryzen Threadripper 1920X(3.5GHz、最大4.2GHz) |
| マザーボード | ASUS ROG ZENITH EXTREME(AMD X399) |
| メモリー | Corsair CMU16GX4M2A2666C16R(DDR4-2666 8GB×4) |
| グラフィックス | GeForce GTX 1080 Founders Edition |
| ストレージ | Crucial CT1050MX300SSD3/JP(M.2 SATA SSD、1050GB) |
| 電源ユニット | Silverstone ST85F-PT(850W、80PLUS Platinum) |
| CPUクーラー | CRYORIG A40(簡易水冷、240mmラジエーター) |
| OS | Windows 10 Pro 64bit版(Creators Uptade) |
| 【検証環境:Ryzen 7】 | |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 1800X(3.6GHz、最大4GHz) |
| マザーボード | ASUS CROSSHAIR VI HERO(AMD X370) |
| 【検証環境:Intel CPU】 | ||
|---|---|---|
| CPU | Core i9-7900X(3.3GHz、最大4.3GHz) | Core i7-7700K(4.2GHz、最大4.5GHz) |
| マザーボード | ASUS ROG STRIX X299-E GAMING(Intel X299) | ASRock Z270 Gaming K6(Intel Z270) |
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