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Skylake-Xから1ヶ月足らずで最速王座を奪取!

Core Xに完全勝利!?「Ryzen Threadripper」で究極のマルチスレッド性能を堪能

2017年08月12日 19時50分更新

クロック以外の要素は同じ。動作モードの違いに注目

 では最初にRyzen Threadripperのスペックを確認してみよう。最下位の1900Xのスペックが完全に明らかになっていないため、“全モデル(SKU)同スペック”というAMDの声明をもとに推測した値も含まれている。また、すでに発売されているRyzen 7の最上位1800Xの値も、比較用に加えた。

主なスペック
製品名Ryzen Threadripper 1950XRyzen Threadripper 1920XRyzen Threadripper 1900XRyzen 7 1800X
コア/スレッド16/3212/248/168/16
コア構成4+4/4+43+3/3+32+2/2+2?4+4
ベースクロック3.4GHz3.5GHz3.8GHz3.6GHz
ブーストクロック4GHz4GHz4GHz4GHz
XFR時最大クロック4.2GHz(4コア)4.2GHz(4コア)4.2GHz(4コア?)4.1GHz(2コア)
L3キャッシュ32MB32MB16MB?16MB
対応メモリー4ch DDR4-26664ch DDR4-26664ch DDR4-26662ch DDR4-2666
TDP180W180W180W95W
PCI Expressレーン数64646424
価格15万7464円12万5064円未定6万3600円前後

Ryzen Threadripperの価格は、AMDの公式発表価格。Ryzen 7 1800Xの価格は実売価格

「CPU-Z」でCPUの情報をチェックしてみた。右下の「Core」「Thread」の数値の大きさに注目

「Coreinfo」で1950Xのコアとキャッシュの構造を表示させてみたところ。物理16コアCPUだけあって、出てくるリストが実に長い

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