週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

繋ぐと音が悪くなる!? レトロ風に劣化させる「メガドラアンプ」

2017年08月11日 10時00分更新

 音質を向上させるのではなく、レトロ風味に劣化させてしまうという、ちょっと不思議なヘッドホンアンプ「【レトロ版】CXA1034Pヘッドフォンアンプ Ver1.0(メガドラアンプ)」が家電のケンちゃんにて販売中だ。

音を劣化させるという、逆方向のアプローチが面白い「メガドラアンプ」が販売中。2014年に発売された際は即完売、それから久しく店頭に並んでいなかった

 往年の家庭用ゲーム機「メガドライブ」や「GENESIS」(海外版メガドラ)で使用されていたアンプICを採用したという、通称「メガドラアンプ」。ノイズが乗りまくったサウンドに悩まされたユーザーは多かったハズだが、なんとこのアンプを接続することで、どんな音源もメガドラ風に劣化させることができる。

 ソニー製のアンプICチップ「CXA1034P」や、メガドライブ1相当のグレードに合わせたコンデンサーや抵抗などで構成。その使用感は「無音時でもそれなりの量のホワイトノイズが乗る」(ショップ)というもので、メガドラ特有のノイズ、こもった歪みのある音などを再現する。

 カセットテープなどの音にも通じる独特にサウンドに変化するため、かつてのメガドラユーザーはもちろん、レトロ風の音が好きな人にオススメなアイテムだ。

3.5mmオーディオジャックの入出力と、ボリュームノブ、電源スイッチなどで構成されるシンプルな構造。電源は単4電池×4を使用する

 製品は、基板やアンプIC、コンデンサ、抵抗、電池ボックスなどがセットになった電子工作キット。ユーザー自身がハンダごてなどの工具を使用して組み立てる必要があるが、ショップではプラス1500円で組み立て代行のサービスも行っている。

 東京ラジオデパートの家電のケンちゃんにて、3300円で販売中。同人ハードウェアのため在庫は少なめのため、気になる人は早めに店頭に足を運ぼう。

【取材協力】

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります