週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ユーチューバーやゲーム実況配信者の新たなスタンダード!

X299マザー+Optane Memoryは4Kゲーム録画の救世主

2017年08月10日 11時00分更新

セットアップが楽になった

 さて、前掲のOptane Memory先行レビュー記事の執筆時点ではOptane Memoryのセットアップは少々面倒臭いものだったが、現在はOptane Memoryの有効化を手軽に行える専用ユーティリティー「Optaneメモリー(SetupOptaneMemory.exe)」がリリースされたおかげで、非常に簡単になっている。

 今回は4TBのHDDにまずWindows 10を導入(BIOSのSATAモードの設定はAHCIでよい)し、ドライバーやゲームなどを導入。各HDD環境のパフォーマンスを計測後にその後ユーティリティーを使ってOptane Memoryを有効化して計測という手順検証した。

 このユーティリティーを使えばBIOS設定を変更することなく導入できるが、注意点としてはWindows 10を最初にインストールする時にUEFIで導入しないと、Optane Memoryが有効化できないという点だろう。

 DVD版のWindows 10なら問題はないが、USBメモリー版Windows 10だとUEFIにできない事例もある。USBメモリーから導入したい場合はISOイメージからマイクロソフト謹製のMediacreationTool.exeを使い、インストール用USBメモリーを作る方が確実だ。

インテル系マザーでSATAデバイスを起動ドライブにした場合はiRSTを導入するのがお約束だが、「Optaneメモリー」を導入する前提ならiRSTは不要だ。すでに導入済みの場合は前もってアンインストールするよう促される

Optaneメモリー専用ユーティリティーをインストール。ウィザードに従い進めるだけなので作業的に難しいところはない

導入後ユーティリティーを起動して「有効」ボタンが出ていることを確認しよう。OSのセットアップにミスがあった(UEFTにしなかった)場合は、このボタンは出現しない

Optane Memoryを「有効」にするとモジュール内部のデータが消えるよ、という警告兼確認の画面(消えたところでキャッシュだから問題はないのだが……)。チェックを付けて「続行」をクリックし、画面の指示に従い再起動をかければ作業終了だ

500

Optane Memoryが有効になるとこのような表示になる

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります