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ついにiPodがtouchのみに……

アップル「iPod nano」「iPod shuffle」が販売終了

2017年07月28日 15時00分更新

「iPod nano」「iPod shuffle」が終息……

 7月28日、アップルのオーディオプレーヤー「iPod nano」「iPod shuffle」が同社公式ページから姿を消した。「Music」のタブには「iPod touch」のみが残る。

 「The VERGE」や「Business Insider」など、米国の複数のメディアが伝えるところによると、同社広報はiPodのラインアップを“簡素化”し、nanoとshuffleの両製品が終息することを認めた。両製品は市場在庫がなくなり次第販売を終了するという。

 初代iPodは「iApps用につくられたデジタル製品」として、2001年10月23日に故スティーブ・ジョブズ氏によって発表されたオーディオプレーヤー。初代iPod touchは2007年9月6日に発表され、当時は「iPodファミリーのフラッグシップ機」と位置づけられていた。

 現行のiPod nanoは2015年7月に、iPod shuffleは2010年9月に、それぞれ発表されている。初代モデルの流れを汲む「iPod classic」は2014年9月に販売終了した。

「Internet Archive」に残る、初代iPod発表日のアップルホームページ。当時はまだ社名が「アップルコンピュータ」だった

初代iPodを発表する故スティーブ・ジョブズ氏。ここから始まるiPodシリーズが2000年代におけるアップル旋風の中核アイテムとなることを、この時どれほどの人が予想しただろうか

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