みなさんは東ヨーロッパにあるベラルーシという国をご存じでしょうか。外務省の情報によると面積は日本の約半分で人口は約950万人。伝統的な親ロシア国でロシア、カザフスタン、アルメニア、キルギスの5ヵ国でユーラシア経済同盟に加盟しています。気軽に行ける距離でもないため日本から訪れた方も多くないかと思いますが、今回ウォーゲーミング・ジャパンのはからいでベラルーシ・ミンスクの開発拠点にお邪魔することに。
ミンスクオフィスに入ると最初に目に入るのが、ダズル迷彩が施された戦艦を模した受付。「World of Tanks」(以下WoT)シリーズや「World of Warships」「World of Airplanes」とミリタリー系ゲームを提供するウォーゲーミングらしい演出です。そして受付横には戦車(実車両)が。戦車は自由に触れられるほか上に乗っての記念撮影も可能です。
そしてオフィス入り口に向かう廊下の天井ではマスタングがお出迎え。近くにはビンテージのコンソールゲームを楽しめるスペースも用意されています。こんな遊び心あふれるオフィスで働けるなんてうらやましいですね。
オフィスの打ち合わせスペースは各ゲームタイトルのロゴが配置されており非常にオシャレ。窓側の打ち合わせスペースにはウォーゲーミングが掲げるミッションが木製ブロックで書かれています。ちなみにこのブロックは引き出しになっており、新入社員へのサプライズプレゼントなどを入れたりするとのこと。各会議室も内装がバラバラで楽しげです。
ある部屋には世界中のウォーゲーミングファンから贈られたプレゼントが展示されていました。手作りの戦車から剣(!)までバリエーション豊かな作品ぞろいで、剣はある日オフィスの前に置かれていたとのこと。WoTのロゴになる台座に設置されています。
このほかオフィス内には複数のキッチンが用意されており、社員がいつでも飲み物やお菓子をもって休憩できるようになっています。ジムもあるのでシェイプアップもバッチリ。
あるフロアには「WARGAMING.NET UNIVERSITY(WGU)」があります。WGUでは社員の外国語教育がなされるとのこと。ちなみに筆者はまったくキリル文字が読めないため、スマホの地図アプリがなければ道案内すら理解できず、確実に遭難すると思いました。
次はいよいよ開発フロアーです。日本のように大きなフロアーに机を並べて大勢の社員が働くといったスタイルではなく、ゲームのサウンドやビジュアル、モデリングなど開発分野のチームごとに部屋が割り振られています。部屋ごとに広さや明るさが異なり、ゲームバランスなど集中を要するチームの部屋がかなり暗めだったのが印象的でした!
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