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勝間和代の《倍辛》家電レポート:

勝間和代がヘルシオを2台持ちする理由は「圧倒的においしいから」

2017年07月27日 16時00分更新


●ヘルシオの良さはズバリ「味」

 実は私、味覚過敏でして、小さい頃からおいしくないものが食べられません。幼少期は大変な偏食だと思われていたのですが、成長するにつれて、自分が味覚過敏だと分かってきました。

※発達障害における感覚過敏の一種。味覚が過度に敏感になり、特定の食品に強い不快感を抱いたり、逆に特定の食品しか味わえない状態になることがある

 もうお酒をやめてしまいましたが、飲んでいた頃は、利き酒とか、ワインの銘柄当てが、とても得意でした。

 この味覚過敏、本当に厄介です。小さい頃は給食をまともに食べることができませんでした。大人になっても、外食が苦手ですし、中食(お弁当やお惣菜)もすごく対象を選びます。そのような問題を、「ウォーターオーブン ヘルシオ」が解決してくれたのです。

 どのくらいヘルシオの料理がおいしいかというと、高校の同窓会で話題になったのですが、主婦歴20年の友人の料理より、ヘルシオのレシピを見ながら作った高校生の娘さんの料理の方がおいしくて、ショックを受けたそうです。友人はそれ以来、ヘルシオを多用するようになりました。

 私もまったく同感でして、同窓会に集まったのは20人ぐらいでしたが、友人と私がひたすら、シャープからお金をもらっているわけでもないのに、その場を、

 「ヘルシオの良さを大プレゼンテーションする会」

 にしてしまったのです。

 なぜおいしいのか。実はこれ、単純でして、

 「水で調理をするため、酸化を防げるから」

 に尽きるのです。

 基本的にほとんどの食品は、酸化すると劣化して、まずくなります。しかしヘルシオの場合は、低温から高温まで、原則として水蒸気で加熱をしますので、酸素が追い出され、低酸素の庫内で調理をすることになり、素材のおいしさが存分に引き出されます。

 もちろんヘルシオには、電子レンジ機能やオーブン機能もついていますが、私はこれらは正直、

 「おまけ」

 だと思っています。メインはやはり、

・低温で蒸しができるソフト蒸し
・ウォーターオーブン
・ウォーターグリル

 の3本です。

 ヘルシオには一般的な100℃の蒸し機能も付いているのですが、100℃の蒸し物だけなら、ヘルシオより安い製品がたくさんあります。極端な話、1万円くらいの無水鍋を使えばいいのです。

 一方、

・70~95℃
・120~300℃

 くらいという、低温や高温で、最低酸素濃度1%以下の「超・低酸素」状態で調理ができる機械は、ほとんどないのです。これがヘルシオのキラーサービスだと私は考えています。

 野菜だろうが肉だろうが、ヘルシオで低温で蒸したり、高温で炒めたりすると、ある意味、

 「まずく作る方が難しい」

 くらいの料理ができます。

 これはもう正直、食べてみないと分かりません。

 ヘルシオは、小規模レストランのオーナーシェフや出張シェフが、業務用のスチームコンベクションオーブンの代わりに使っているくらいです。

 では、なぜヘルシオの真価がほとんど理解されていないのでしょうか?

(後篇につづきます)


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■筆者紹介──勝間 和代(かつま かずよ)

経済評論家、中央大学ビジネススクール客員教授。早稲田大学ファイナンスMBA、慶応大学商学部卒業。当時最年少の19歳で会計士補の資格を取得、大学在学中から監査法人に勤務。アーサー・アンダーセン、マッキンゼー、JPモルガンを経て独立。現在、株式会社監査と分析取締役、内閣府男女共同参画会議議員、国土交通省社会資本整備審議会委員、中央大学ビジネススクール客員教授として活躍中。近著に『勝間式 超ロジカル家事』(アチーブメント出版)がある。

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