「Xperia XZ Premium(SO-04J)」は動画撮影機能も強化されているのがポイント。特に注目なのが新しいメモリー積層型イメージセンサー搭載により可能となった「スーパースローモーション」です。
スーパースローモーションは1秒間960コマの映像が撮影できる機能。といっても全編スーパースローモーションで撮影できるのはなく、通常の動画撮影時に画面上のボタンをタップすると、そこから約0.2秒のスーパースローモーションで撮影できるというもの。この0.2秒の部分は6秒間のスロー動画になる。
目では追えない噴水から落ちる水しぶきの動きがはっきりわかる
スーパースローモーションは1回で約0.2秒ほどの長さですが、メモリー積層型液晶のバッファさえクリアされれば、1本の動画の中で何回も録画可能です。使い方によっては「衝撃の瞬間」など楽しい映像が撮れそうです。
さらに5軸手ブレ補正の「インテリジェントアクティブモード」も秀逸。ためしに手持ちで歩きながら街並みを録画してみましたが、ひどい手ぶれは感じられず、ジンバルでも使っているかのような滑らかな映像でした。
歩きながらカメラを動かして撮影しても滑らか
Xperia XZ PremiumはDVカメラとしてもかなり満足して使えるモデルに仕上がっていますね。
ただ動画を撮影していると、40分くらい撮影したところで止まってしまいます。なぜかと調べて見たところ、Xperia XZ Premiumに装着したmicroSDのフォーマット形式がFATだったためのようです。FAT形式の古いmicroSDをそのまま使い回していました。FAT形式の場合、ファイルサイズが4GBまでしか取り扱いできません。そのためXperiaでは撮影データがそのサイズが3.8GBになると自動で録画をストップしてしまうというわけです。
そこで、microSDをFAT形式ではなくexFAT形式でフォーマットしてみると、1時間を越えてデータサイズが4GB以上の長時間録画ができました。
exFAT形式でのフォーマットはPCから行ないます。Xperia XZ Premiumでフォーマットしてもファイル形式は変わらないので注意。ただし、フォーマットしてしまうとデータは消えてしまうので事前のバックアップは必須です。
内蔵ストレージへの保存でも長時間録画はできますが、ビデオの動画データはサイズが大きいのでmicroSDに保存しておきたいところ。古いmicroSDを使い回しているユーザーは一度チェックしてみましょう!
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