レノボは7月20日、今年で第3回となる技術発表イベント「Lenovo Tech World」を開催し、ARゴーグル「daystAR」のコンセプトデザインなどを公開した。
レノボでは、AIとARが今後の製品展開において重要となるとして、それぞれの製品コンセプトを発表。ARゴーグルの「daystAR」は独立した視覚処理ユニットと視角40度の自由曲面レンズを採用し、クラウドベースのサービスを活用した各種活用が可能としている。
AIでは、顔認証や自然言語処理が可能な音声アシスタント「CAVA」を提唱。Siriのようにスマホで動作して生活のさまざまなシーンでアドバイスする。スマホだけではなくホームユース利用も想定したインタラクティブなデバイス「SmartCast+」も発表。既存のスマートスピーカーのような音声に限った使い方ではなく、カメラとプロジェクターを搭載して物体を認識して投映を行なうという。
このほか、センサーを搭載したウェアから心臓の健康状態をモニタリングする医療サービス「SmartVest」や、顧客サービス向けのAIシステム「Xiaoleプラットフォーム」など、今後のコンピュータービジネスに取り入れるとしている。
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