秋葉原で7月15日~16日に開催中の「ポタフェス 2017 夏」。その会場で見つけた新製品・開発中の製品を紹介する。
木製ハウジングを削って削って、オープン型に
フォステクスは木製ハウジングを使用した密閉型機「TH610」(税抜7万5000円)をベースにした開放型機を試作中。木製ハウジングを削ってスリッドを設けている。なかなか美しいデザインだ。筺体に関しては最終とのことだが、音決めをしている最中とのことで、調整が済み次第、販売開始する見込みだ。価格・発売時期などに関しては未定。
ロシアの奇才が作ったカスタムイヤフォン
ロシアのSTEREO PRAVDAの「SB-7」。奇才Misha Kucherenkoの哲学によって誕生したインイヤーモニターのブランドとのこと。2002年の創立で、海外ブランドの販売やライターとしての活動で培った知識を反映した、Misha Kucherenkoのオーディオ哲学に沿った製品を提供している。SB-7はその表れの一つで、奇抜かつ独特な形状も目を引く。
国内市場で再スタート切ったルーマニアの「MEZE AUDIO」
一時期、国内では流通しなくなっていたルーマニアの「MEZE AUDIO」。テックウィンドーを代理店にして再度販売がはじまった。4モデルが現行で、海外で最も人気があるヘッドフォンでは「99 CLASSICS」。最新作の「99 NEO」と聴く比べた。価格的には99 CLASSICSが3万円程度、99 NEOが2万50000円程度。聴いてみると、特に99 CLASSICSは音が濃密で安定感やハッキリとした明瞭さを感じる音調。本体の質感も高く、価格を考えてもなかなか魅力的な選択肢に感じた。
ロック黄金期の未来をモチーフにした、イヤフォン新シリーズ
同じくテックウィンドーのブースに展示されていた。米Clear Tune Monitors(CTM)社のユニバーサルイヤフォン「Vintageシリーズ」。4ドライバーの「VS-4」(7万円程度)、3ドライバのー「VS-3」(6万円程度)、2ドライバーの「VS-2」(5万円程度)があり、7月28日から販売を開始する。
「ロックンロールの黄金世代である1960年代当時に未来的だと考えられていたイメージ、スタイル、デザイン」をモチーフにしている。カラーバリエーションは、各シリーズともブラック、レッド、ブルー、ピンクの4色あり、なかなかポップで質感も高い印象だ。
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