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サンコーのエルフ耳イヤフォンが想像以上にエルフ:Xperia周辺機器

2017年07月16日 10時00分更新

 Xperiaのオーディオ機能はLDAC対応などどんどん進化し、今やハイレゾオーディオプレーヤーとして使えるまで発展しています。筆者もせっかくXperiaで使うならハイレゾ対応やノイズキャンセリング機能のついたイヤホンでしょう! といつも記事で書いてはいるのですが……。

 「ネタ」というか、とにかく見てもらいたいという衝動だけで買いたいアイテムがまた登場しました。変わりダネやキワモノアイテムといえばサンコーレアモノショップですが、「妖精に変身!エルフ耳イヤフォン」という直球ストレートなネーミングのガジェットが登場しました。

 ド直球です。もうそのまま、妖精やエルフの耳の形をしたイヤフォンです。エルフというのは、原点をたどると海外の小説「指輪物語」など……なんて説明は不要なほど、ファンタジー系小説やロールプレイングゲームに登場する、今や誰もが知る耳が長く尖った種族のキャラクターです。筆者としては「ロードス島戦記」のディードリッドがエルフ代表のようなもので……何を書いているのかわかった方は、すっかり大きなお友だちでしょう。

 今ではたくさんのイベントでコスプレするチャンスもありつつも、なかなか自分もなりたい! と思ってもコスプレできない方も多いはず。そんなとき、このガジェットを装着するだけで「音楽を聴いているのよ! 私」という正当な理由をつくりつつ自然とエルフになれてしまう、夢のようなイヤフォンなのです。

 参考までに、エルフ耳のサイズは耳の下部分の長さが約10cm、下部分の長さが約7cm、厚みは約1.2cm前後で重量は37gくらいです。

 装着方法はとてもカンタン。耳の後ろからかぶせるようにしてエルフ耳を装着、そしてそのままイヤフォンを耳の中にキュッと押し込んでやればOKです。イヤフォンケーブルは微調整できるので、うまく耳に装着できます。

 さらにケーブルは耳と同様に肌色のため、耳元から首筋へと垂れ下がった状態でもあまり目立ちません。エルフ耳の2ヵ所の留め具とイヤフォンジャックがゴールドの留め具になっているあたりが、エルフの装備の装飾のようでそれっぽい雰囲気があります。

 話が大幅に脱線しつつありますが、これはあくまでも基本はイヤフォンです。3.5mmの4極ステレオミニプラグになっており、そのままXperiaのイヤフォンジャックに挿し込むだけ。あなどることなかれ、ケーブルの途中には通話マイクが備わっており、電話がかかってきらマイクの反対側にある操作ボタンを押して音声通話できます。

 さらに、この操作ボタンはオーディオプレーヤーの操作にも連動しており、音楽を聴く際には再生や一時停止、送り戻しといった操作も可能です。操作ボタンはXperia専用アプリ「SmartKey」を使うと、1回押し、2回押し、3回押しそれぞれに音量の上げ下げや着信拒否、音声検索といった機能をカスタマイズして割り振ることができます。

 今さらですが、「妖精に変身!エルフ耳イヤフォン」のお値段はなんと税込1980円。安い! エルフ耳だけの値段ではなく、イヤフォン付きでこの価格。たしかに音質はどうかと言われると、それなりということになります。しかし、Xperiaにはヘッドフォンを最適化する機能があります。

 「自動最適化」をオンにしておけば、音楽再生時に接続したイヤフォンと聴覚の特性を解析し、より聴きやすいサウンドに調整してくれるものなのでぜひ利用しましょう。

 さて、おっさん世代の筆者が付けてもあまりにも痛い絵面にしかならなかったので、ウケがイイと思われる女の子(実の娘)に付けてもらいました。コスプレできるとあって(?)もうノリノリです。心配だったエルフ耳のサイズも、子どもの耳にもしっかりとフィットしました。

 ただし、イヤーピースは大きいようで耳に入れてもポロポロと外れてしまったので、別途小さいサイズを用意したほうが良いかもしれません。娘はXperia操作にはすでに慣れており、操作ボタンもすぐに要領を覚えて使いこなしていました。

 「妖精に変身!エルフ耳イヤフォン」の肌色感といいサイズ感といい、一体化加減はなかなか良いようです。あえて髪の毛で耳の周囲を隠してみると、かなりそれっぽく見える気がします(金色の髪のウィッグを付ければ、さらにエルフに近づけるはず)。

 音楽を聴くことが主体なのか、コスプレが主体なのかわからなくなってきそうではありますが、かなりインスタ映えしそうなので、Xperiaに「妖精に変身!エルフ耳イヤフォン」を付け、SNSに投稿してみるのもいかもしれませんね!


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