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予想を裏切る恐怖の仕掛けが満載

首筋を狙われて「ジャンポケ」斎藤が放心状態!東京ドームのお化け屋敷15日オープン

2017年07月15日 17時00分更新

左よりジャングルポケットのおたけさん、太田博久さん、斉藤慎二さん、お化け屋敷プロデューサーの五味弘文氏。

 7月12日、水道橋の「東京ドームシティ アトラクションズ」にて期間限定のお化け屋敷「恐怖の首すじ理髪店」の記者発表会が開催された。同お化け屋敷のプロデューサーである五味弘文氏とともに、お笑いトリオの「ジャングルポケット」も登壇し会場を盛り上げた。

体験した人が恐怖する様子を見ると思わずニヤニヤしてしまう五味氏。

 五味氏は「去年の東京ドームシティのお化け屋敷は地獄をテーマにしていましたが、今年は現実感のあるテーマとして理髪店を舞台にしました。理髪店のサインポールが動脈、静脈をモチーフにしているという一説からインスピレーションを受けて制作しました。首筋を襲われる恐怖を是非体験してください」と語った。

 企画で五味氏が手掛けたお化け屋敷を何度か体験している、ジャングルポケットのメンバー。「五味さんのお化け屋敷はこだわりがすごすぎて、子供のころに体験したものとは別次元の怖さなんですよ」と太田さんは語った。

いくら拒否しても台本は絶対。CCDカメラを装着してお化け屋敷に潜入する斎藤さん。

 誰が体験するかということになり、メンバーでいちばん怖いものが苦手という斎藤さんが激しく拒絶反応を示した。お決まりのダチョウ倶楽部的なノリにも応じずひたすら断っていたが、台本に書いてあるからと急かされて、CCDカメラを装着しお化け屋敷に挑戦することに。

 会場を移動して、モニターで中継された斎藤さんのリアクションを観察。序盤から世界観に飲み込まれた斎藤さんは、恐怖のあまり1部屋目と2部屋めの間で座りこむ始末。





 「太田助けてー」と叫び続ける斎藤さん。進行が詰まるということで、スタッフの指示で太田さんもお化け屋敷に入ることに。

手を引かれて出てきた斎藤さん。

恐怖のあまり放心状態。まるで別人だ。

 フラフラと出てきた斎藤さんは「ストーリーがメチャクチャしっかりしていて、リアリティーも凄い。部屋がたくさんあってまだ終わらない、まだ終わらないって本当に出られるのか不安でした。やっと現実の世界に戻れました」と放心状態だった。

 「このお化け屋敷は、単に怖いだけではなく、今までにない演出も用意しました。仕掛けがうまく作動しているのを確認できてよかったです」と、五味氏は斎藤さんのリアクションをみて手応えを感じた様子であった。

 記者向けの先行体験会も開催されたので「恐怖の首すじ理髪店」の様子を一部だけ動画でお見せしよう。





 精巧に作り込まれたリアルな理髪店からはじまる。部屋を渡り歩くうちに、世界が徐々に歪み始め、「カミソリ」や「血」で構成された世界に導かれた。「首飾りをつけて歩く」というミッションが課せれているので、首元を狙われるような演出にはサーッと血の気が引いてしまった。驚かせる仕掛けは絶妙な具合に緩急がついており、終始緊張感を刺激する。ネタバレになってしまうので詳しく説明できないが、常識や自分の予想を痛快に裏切ってしまうような恐怖の仕掛があり、これにはとても感心した。今年は30度越えの日々が続く猛暑である。最新の恐怖を体験して涼しく過ごスために足を運んでみてはいかがだろうか。

夏期限定お化け屋敷「恐怖の首すじ理髪店」

開催期間:2017年7月15日~9月24日
開催時間:10時~16時(ノーマル篇)、17時~22時(超・絶叫篇)
開催場所:東京ドームシティ アトラクションズ
料金:1030円
入場規定:6歳以上
企画・制作:(株)オフィスバーン
プロデュース:五味弘文

ストーリー

 理髪店の店頭で回る赤青白のサインポールは、動脈、静脈、包帯を表していると言います。崎田は、とても腕の良い理髪師でした。彼は衿子という女性と知り合い、首飾りを贈ったことをきっかけに結婚をします。その首飾りの留め具はとても繊細だったため、それを留め外しするのは崎田の役目でした。けれど彼にとって、衿子の首すじを見ながら首飾りを留め外しするのは、とても好きな時間でした。

 ところが、ある日外出から帰ってきた衿子の首に、首飾りがないことに気づきます。聞くと、どこかに落とした、と言います。数日経つと、また彼女は首飾りをしています。 自分の知らない誰かが、首飾りを留め外ししている……。

 その思いが彼の体に影響を及ぼし、次第に手が震えるようになってきました。そしてある日のこと、とうとう客の首を傷つけてしまいます。その出来事で、彼は精神的に追い詰められていきます。その晩帰ってきた衿子の首飾りを外そうとしたとき、彼の手が震えるのを見て、衿子が嘲笑ったように感じました。崎田はカミソリを持ち出すと、それを首飾りに当てました。しかし次の瞬間、あたりに鮮血が飛び散ります。彼が切ったのは、首飾りではなく衿子の首すじの方でした!それ以来、この町では夜に首飾りをつけて歩いてはいけないと言われています。もし首飾りをつけていたら、闇の中でカミソリが光るかもしれません。その時、あなたの背後から声が聞こえます。「今度は、うまく切るから……」

※ノーマル篇と超・絶叫篇で演出が一部異なる
※混雑状況により受付終了時刻が変更になることがある
※8月11日~15日は9時30分開園
※9月1日以降は21時閉園
※ノーマル篇は「ワンデーパスポート・ライド5」での入場可
※超・絶叫篇は「ワンデーパスポート・ナイト」「割引パスポート・ライド5」での入場不可

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