ラックスマンは、AB級プリメインアンプの新モデル「L-505uXⅡ」を発表した。2017年8月下旬発売で、価格は28万9440円。
2011年11月発表の「L-505uX」の後継製品。L-507uXに続くリファインモデルだ。
初期スルーレートの速さ、低歪み、広帯域といった特徴を持つ、ラックスマン独自の増幅帰還回路ODNFの最新バージョンとなる4.0(L-505uXはODNF2.3)を搭載。特性の改善や駆動力の向上を果たしたという。プリアンプの出力段には、同社トップエンドのコントロールアンプ「C-900u」と同等のディスクリートバッファー回路を搭載する。ボリュームにはラックスマン独自の電子制御アッテネーターLECUA、電源部にはEI型540VAの大型トランスと10000μF×4本の大容量ブロックコンデンサーで構成した、強力なハイイナーシャ(高慣性)電源をそれぞれ採用した。出力は100W+100W(8Ω)。駆動力の目安としてもつかわれるダンピングファクターも180から210に向上した。
本体サイズは幅440×奥行き454×高さ178mmで、重量は22.5㎏。本体にはリモコンが付属する。入出力端子はライン×4、フォノ×1(MM/MC切替)、バランス・ライン×1、録音入出力×1、セパレート入出力×1。S/N比は104dB以上、周波数特性は20Hz~100kHz(±3dB)、全高調波歪率は0.009%以下(1kHz、8Ω)。
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