ワールドインキュベーターは7月12日、製造業を対象に誰でも簡単に日本語だけで海外から資材調達できるサービス「TradeTable」α版を発表した。
TradeTableは、製造業の資材調達担当者がオンライン上で必要な資材情報を登録すると、同社が世界中から1資材につき100~300件程サプライヤーを探し出し、最適なサプライヤーを選定。会社情報と見積りを日本語で提示する。
金額や条件などから取引候補として選定されたサプライヤーの工場監査を実施し、取り引きまでの交渉や調整などをした上で、資材が手元に届くまでをサポートする。対象とする資材は、ガムテープやねじなど小さなものから、ペットボトル成型機などの大型の機械まで幅広く対応するという。
同社は、品質や納期、供給面で日本の厳しい基準に対応でき、かつ低コストで資材を供給できる海外サプライヤーを世界50ヵ国以上から発掘できる点が強みだとしている。
さらに商習慣の違いによるトラブルの未然防止や言語面でのサポートはもちろんのこと、面倒な関税や輸入手続きなどもすべて代行。海外取引が不慣れな担当者でも問題なく調達ができる仕組みを構築しているという。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります