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AWSで動作、特にハードウェアやソフトウェアなしでWebアプリを構築可能

クラウドサービス「FileMaker Cloud」、日本リリースを発表

2017年07月11日 14時00分更新

「FileMaker Cloud」

 ファイルメーカーは7月11日、クラウドサービス「FileMaker Cloud」の日本展開を発表した。

 米国では2016年9月より提供を開始しているクラウドサービスで、アマゾンのWebサービスAmazon Web Services (AWS)上で動作する。ユーザーによるハードウェアの設置やアプリケーションのインストールなしにWebサービスやiOSで動作する業務用アプリケーションを開発できるプラットフォーム。FileMaker Pro 15.0.2、FileMaker Go 15.0.2、およびFileMaker WebDirectを使用でき、データはAWS上に保存される。SSL/TLSレベルの暗号化をサポート(90日間の評価用SSL証明書が付属)するほか、カスタムAppのパフォーマンスを確認できるコンソール、データや構成を別々に管理できるなどの特長がある。

 利用にあたってはAWSのアカウントが必要で、AWSマーケットプレイスでアカウントを購入する。ユーザー数ごとに複数の料金プランが用意されているほか更新期間も1/2/3年から選択可能。米国での価格は最小の5ユーザーで9.99ドル/時より。教育機関向けプランや無料トライアルも用意される。

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