ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンは7月3日、加熱式たばこブランド「glo(グロー)」の販売地域を拡大。東京都、大阪府、宮城県全域での販売を開始した。
gloは、「gloタバコヒーター」と呼ばれる専用の加熱器具と、専用タバコ「KENT neostiks」を用いる加熱式たばこ。火をつけるのではなく、専用のヒーターで加熱し、ニコチンを含む蒸気を吸い込むかたちで喫煙する。2016年の12月に宮城県仙台市で販売を開始していた。今回の販売地域拡大により、取り扱い店舗はおよそ1万3000店になる見込み。
都内での販売店舗も
販売地域拡大にともない、東京と大阪にはそれぞれ「gloストア青山(7月下旬)」「gloストア梅田(7月3日)」を旗艦店としてオープン。購入はもちろんのこと、消費者がgloを体験したり、使い方を学んだりできる場になるとする。
また都内のほかの区域でも、販売を開始するにあたって、大型のポップを用いて告知している店舗も見られた。JR神田駅近くのたばこ店「TOBACCO・SHOPひろや(広屋商店)」では、取り扱い開始時刻の10時になると、gloタバコヒーターおよびKENT neostiksの販売を開始。事前に販売情報を確認して、店頭で待っていた購入者や、立ち寄って興味を持った購入者の姿が見受けられた。まとめ買いをしようとするも「1人1つまで」と断られている場面もあった。
加熱式たばこは、2015年にフィリップモリスが発売した「IQOS(アイコス)」が大ブームを起こしたことも記憶に新しい。これまで仙台市のみという限定的な販売だったgloが、販売開始地域拡大でどのように受け入れられるかに注目だ。gloタバコヒーター、USBケーブル、クリーニングブラシなどを同梱したキットが希望小売価格8000円。専用たばこのKENT neostiksは420円で20本入り。「ブライト・タバコ」「フレッシュ・ミックス」「インテンスリー・フレッシュ」の3種類。
喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなり、心筋梗塞・脳卒中の危険性や肺気腫を悪化させる危険性を高めます。
未成年者の喫煙は、健康に対する悪影響やたばこへの依存をより強めます。周りの人から勧められても決して吸ってはいけません。
人により程度は異なりますが、ニコチンにより喫煙への依存が生じます。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります