機械学習や画像解析、ハイエンドのグラフィックに利用可能なハイエンドグラフィックスボード
AMD、VEGAアーキテクチャーを採用したGPU「Radeon Vega Frontier Edition」発売開始
AMDは6月27日、Vegaプロセッサーアーキテクチャーに基づいたグラフィックスボード「Radeon Vega Frontier Edition」を発表。北米での販売を開始した。
機械学習や画像解析などの用途にも適したGPUで、メモリーのバスは204bitで256TBまで拡張でき、他社製の同種製品と比べると最大172%のレンダリング能力を持つという。グラフィック性能も強力で、高速ゲームやVR環境などのほかマルチGPU Radeon Pro Duoソリューションを用いることでパフォーマンスは最大21%向上、360度映像技術Radeon Loomにも対応するなど映像制作現場での利用を見込んでいる。
最高26.2TFLOPの演算能力を持ち、ボード上にはメモリー16GBを搭載する。10bit出力対応の映像出力(DP-DVI SL)はH265/HEVCの8HD/4K60出力可能。ボードはPCIスロット×2を使用し、価格は空冷モデルが999ドル。水冷モデルは秋頃に1499ドルで発売予定。
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