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忘れ物集積所に届いたら自動でスマホに通知

小田急、電車内の忘れ物を通知するMAMORIOを試験導入

2017年06月27日 18時00分更新

忘れ物防止タグ「MAMORIO」

 小田急電鉄は6月27日、忘れ物防止ICタグ「MAMORIO」を用いた忘れ物の自動通知サービスの試験導入を発表した。7月3日に開始する。

 MAMORIOが提供する忘れ物防止ICタグと専用アンテナ(MAMORIO Spot)を利用したサービス。忘れ物防止タグを装着した所持品を紛失、小田急の忘れ物集約所に届いた場合にタグから発信される情報を集積所のアンテナが受信。所持品の持ち主のスマホに通知されるというもの。

通知サービスのイメージ

 試験導入は2017年12月31日まで実施され、検知精度の確認、所持品の早期発見と迅速で確実な引き渡しについて検証する。導入される集約所は「経堂お忘れ物センター」、「小田急線小田原駅」、「小田急線藤沢駅」の3カ所。発見後の翌日には各集積所に移動され、一定期間の保管の後は最寄りの警察署に届けられる。2018年からの本格的な導入を目指すという。

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