第283回
Edgeブラウザが大きく機能強化
Windows ビルド16226でEdgeがいろいろと機能強化された
2017年06月28日 09時00分更新
Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。
基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。
監視報告
ビルド16226でEdgeがいろいろと機能強化された
2017年6月21日、Windows 10 Insider Previewのビルド16226が、Fast Ringにリリースされた。いくつか変更点があるのだが、主にEdgeブラウザが大きく機能強化しているのでご報告しよう。
まずは、お気に入りが階層化されたフォルダに分類できるようになった点。お気に入りの追加画面から新規フォルダを作成したり、ツリー表示で保存場所を選択できるのは便利。従来はリストから選ぶしかなかったのでわかりにくかったのだ。
便利になったところで言えば、お気に入りバーに登録したウェブサイトのURLを右クリックメニューから編集できるようになっている。これは、ブックマークレットを作る時などに活躍してくれるだろう。また、Javaスクリプトなどで起動した警告などのダイアログが表示されたままでも、お気に入りや設定を開いたり、Edgeを終了したりできるようになった。これまではダイアログを閉じる必要があったので、ひと手間かかっていたのだ。
以前から、別のブラウザからお気に入りや閲覧履歴、保存されたパスワードをインポートする機能は用意されており、Edgeへの乗り換えを促していたが、こちらも強化。Chromeのクッキーや設定までインポートできるようになっている。
筆者の環境だけかもしれないが、新ビルドにしたところ、以前にピン止めしていたウェブサイトが使えなくなり、再操作を求められたので、報告しておく。
企業向け機能としては、IT管理者がグループポリシーにより、お気に入りを事前に構成してロックしたりできるようになった。
これでズバッと解決!
Windows 10 Insider Preview ビルド16226では、Edgeが大きく機能強化され、お気に入りのフォルダ表示やお気に入りバーに登録したサイトのURLを直接編集できるようになった。
Windows 10探偵団は毎週、月・水・日に更新します。お楽しみに!
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