そこで最後に、開発者もオススメするF20の使いこなしTIPSをいくつかご紹介しよう。
知ってると便利なTIPS 1
バッテリーをもたせつつ位置情報を記録する方法
スマートウオッチは基本的にスマートフォンと接続して利用するものだが、接続しているとバッテリーの持ちは悪くなる。そこで例えば「アクティビティ」アプリでトレッキングするとき、位置情報を記録していきたいのであれば、設定で機内モードにして利用すると、位置情報は取得して記録するが、無駄な電波の送受信は行なわないので、よりバッテリーがもつ。
知ってると便利なTIPS 2
アプリやアップデートはWi-Fiモードを使え
スマートフォンとの接続はBluetoothを利用するが、アプリのダウンロードやアップデートの作業をしたいとき、Wi-Fi環境があるならばそのほうが速くダウンロードでき、時短につながる。地図をオフラインで利用する際ののダウンロード作業にも便利だ。
知ってると便利なTIPS 3 画面表示をカスタマイズ
トラベラーでは、インダイヤルと言う部分をタップすると、表示する項目を変えられる。このため日常のときは、次の予定を表示したり、雨が振りそうだなと思ったら、雨レーダーを表示したり、その日の気分やアウトドア、ビジネスなどに合わせて、すぐに便利な機能を呼び出せる。こういったカスタマイズは、自分なりに便利に使えるようにする第一歩。
知ってると便利なTIPS 4
タッチ操作だけでなくボタン操作も可能
「アクティビティ」アプリでは、ボタン操作だけで利用できるものもある。このため、グローブをはめていてタッチパネルを触っても反応しないときは、ボタン操作だけでも必要な情報が見られる設計になっている。このあたりの仕様は腕時計メーカーであるカシオならでは。
知ってると便利なTIPS 5
気圧や高度を即モノクロ表示に
ツールボタンを押すと、気圧や高度、磁気情報などが表示されるが、ツールボタンを長押しすると、即モノクロ表示に切り替わる。これにより、炎天下の屋外で画面が見づらいときに、サッと押して、反射率の高いモノクロ液晶で表示することで、見やすくなる。
知ってると便利なTIPS 6 普段使いでも便利な通知機能
スマートウオッチの便利な機能のひとつとして、通知機能をオンにしておくと、メールやメッセンジャー、LINEといった通知がスマートフォンを開くことなく確認できる。LINEはメッセージを読んでも既読にならないので、即返事したくないときにとても有効だ。
製品名 | WSD-F20 |
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OS | Android Wear 2.0 |
動作環境 | Android 4.3以降/iOS 9以降(iPhone 5以降) |
ボディーサイズ | およそ縦61.7×横57.7×厚さ15.3mm |
重量 | およそ92g(バンド含む) |
防水/耐環境性能 | 5気圧/MIL-STD-810G |
ディスプレー | 1.32型、2層構造(カラーTFT液晶+モノクロ液晶) |
タッチパネル | 静電容量式タッチパネル(防汚コーティング対応) |
搭載機能 | GPS、カラー地図機能(オフライン対応)、マイクロフォン、バイブレーター |
搭載センサー | 圧力(気圧/高度)センサー/3軸加速度センサー/3軸ジャイロセンサー/3軸方位(磁気)センサー |
無線 | Bluetooth V4.1/IEEE 802.11 b/g/n |
電池寿命(GPS使用なし) | 通常使用(カラー表示)およそ1日/通常使用(カラー表示オートOFF)およそ2日/時計のみ(タイムピースモード)およそ1ヵ月以上 |
電池寿命(GPS使用時) | 毎秒測位(カラー表示)6~8時間(精度優先)、およそ18時間(バッテリー優先)/毎秒測位(カラー表示オートOFF)7~9時間(精度優先)、およそ25時間(バッテリー優先)/間欠測位(カラー表示)およそ1日(6分間隔測位)/間欠測位(カラー表示オートOFF)およそ2日(6分間隔測位) |
充電時間 | 常温でおよそ2時間 |
発売 | 4月21日 |
価格 | 5万5080円(税込) |
(提供:カシオ計算機)
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