週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

カメラ・サウンド・コスパでみた「夏の最強キャリアスマホ」を決める!

2017年06月28日 11時00分更新

夏のサウンド最強キャリアスマホはコレ!
au&ソフトバンク「HTC U11」

 HTCの歴史を見ると、これまではドコモ→auと取り扱いキャリアは1社だけだったが、同社の新ハイエンド「HTC U11」からは、auとソフトバンクで購入できるようになった。

 U11は本体の両サイドにセンサーがあり、本体を握る動作で操作できるオリジナル機能「エッジ・センス」を搭載。本体を握って任意のアプリを起動したり、カメラのシャッターを切ったり、アシスタント機能の呼び出しなどができる新感覚のスマホ。

 カメラはベンチマークの「DxO」で90というハイスコアを叩き出しており、現在世界1位の座にいるのだが、あえてサウンド面を推していきたい。

 本体には3.5mmのイヤホンジャックは用意されておらず、イヤホンを使う場合は本体底面のType-Cポートを使用する。製品にはType-Cポートに直接させるイヤホン「HTC Uソニック・ハイレゾ(U Sonic)」が同梱されているため、イヤホンを別途購入する必要がないのはうれしい。同梱されているイヤホンはハイレゾ対応で、アクティブノイズキャンセル機能にも対応。外出先で騒音が多い場所でもハイレゾの高音質が楽しめる。

 またUソニック・ハイレゾは、ユーザーの耳の中の形状を検知して、自動で音響を調整する機能を搭載し、その人の耳にあったイコライジングで再生してくれる。

 ちなみにType-Cを通常の3.5mmイヤホンジャックへと変換するアダプターも同梱されるので、普段使っているイヤホンを使いたいというユーザーも問題なし。ただしハイレゾやノイズキャンセリング、音響調整といった機能はUソニック・ハイレゾ使用時のみの対応となっている。

 イヤホンでの再生だけでなく、本体の「BoomSound Hi-Fiスピーカー」も非常に優秀。本体上部のスピーカーは、高音と中音領域に強いアコースティックチャンバーを採用したツイーター。逆に本体下部は低音域に強いウーハースピーカーを搭載。低音域から高音域までしっかりと出力できるようになっています。

 記者にとって必須機能の録音機能も強化されており、本体に4つのマイクを装備し360度で集音できる「3Dマイク機能」が採用されている。3Dマイク機能は動画でのみ有効となるが、抜群のサラウンド効果が期待できるほか、ズームを使うとその方向を中心に集音してくれる。

 ガラスパネルのデザインやエッジ・センスの先進性に目がいきがちだが、音楽や動画を楽しむためのスマホという点では間違いなく最強のモデルだ。

本体を握って操作する「エッジ・センス」を装備

背面はガラス素材を採用し、見る角度によって色が変わる

付属のType-C接続イヤホン「Uソニック・ハイレゾ」はこのように使う

カメラベンチマークのDxOにて世界最高スコアを記録したU11のカメラ

ハードキーは端末右側面のみ。音量キーと電源キーのみなのでわかりやすい

SIMトレイは上部にある。下部にはUSB Type-Cの端子があるだけで、イヤホンジャックは見当たらない

au、ソフトバンク「HTC U11」の主なスペック
メーカー HTC
ディスプレー 5.5型液晶
画面解像度 1440×2560ドット
サイズ 約76×154×8.3mm(最厚部9.7mm)
重量 約170g
CPU Snapdragon 835
2.36~2.45GHz×4+1.9GHz×4
(クアッドコア)
内蔵メモリー 4GB
内蔵ストレージ 64GB
外部メモリー microSDXC(最大256GB)
OS Android 7.1
無線LAN IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応)
カメラ画素数 リア:12メガ/イン:16メガ
バッテリー容量 3000mAh
FeliCa
防水
カラバリ au:サファイアブルー/ブリリアント ブラック、ソフトバンク:アメイジング シルバー/ブリリアント ブラック/アイス ホワイト
この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この特集の記事