さくらインターネットは、「さくらのクラウド」のオプションサービスとして、異なるユーザー(会員ID)間を閉域網で相互接続できる「ローカルルータ」を2017年6月29日より提供開始する。
ローカルルータは、インターネットVPNなどの閉域網をお客さまが独自に構築する必要なく、さくらのクラウドのコントロールパネル上での簡単な操作で、当社の閉域網を用いて異なるユーザー間の相互接続を安価に実現できるオプションサービス。さくらのクラウドだけではなく、「さくらのVPS」「さくらの専用サーバ」とも接続ができる。
ローカルルータを利用すると、たとえばMSP事業者が複数の顧客と接続し、共通の監視基盤を使って監視サービスなどを閉域網内で安全に提供できるという。また、企業のIT部門では、共通ネットワークの配下のまま、社内の各部門ごとの契約とすることで、部門別の利用金額を明確にすることが可能。
料金は月額料金2700円、日割料金が135円、時間割料金12円となる(税込)。ローカルルータで接続するスイッチ数分の契約が必要になる。
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