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雨にもマケズ! ジャケットタイプのスマホ用防水ケースをテスト!

2017年07月05日 12時00分更新

すっかりレア種になった
スマホ用防水・防塵ジャケット+α

 第1回は汎用性に富む防水ケースを紹介したが、第2回はジャケットタイプをチェックしていく。ひと昔前は多くのジャケットタイプが登場していたが、最近ではすっかりその数が減っており、iPhone用が目立つのみとなってしまった。そのため、今回はジャケットタイプをチェックしつつ、タブレット向きの安価な防水ケースも併せて紹介する。これも国内では主流ではないため、実用に耐えうるものは少なく、探すのに苦労した。

すっかりレアな防水ジャケット


防水ジャケットの定番!
LIFEPROOF「nuud」

 iPhoneが防水対応する以前から防水ジャケットを販売しているLIFEPROOF製のジャケット。iPhoneだけでなく、iPad用も存在しており、今回はiPhone 7 Plus用を紹介しているが、他の端末用も同じ仕様だ。特徴としては、ディスプレー部分にフィルターが存在しないこと。つまり、剥き出しなのだが、ベゼル部分から防水処理が施されている。そのため、タッチ操作はいつものままだ。

 また、ベゼル周辺を高くすることで滑落時の直接ヒット率も低下と、よく考えられている。水中ではタッチ操作ができなくなるほか、ボタンによるシャッターも動作しにくいが、普段からiPhoneをガッツリ守りたい人向けともいえる。なおカラバリも豊富で、写真はMidnight Indigo Blueで、Black、Mermaid Teal、Plum Reef Purpleがある。

 価格はオンラインストアで1万2000円前後。

パッケージ

ジャケットは表面と裏面で、ネジいらず

マナーボタンも操作できる

電源ボタンもジャストサイズ

端子部分の保護もバッチリ

取り付けてみたところ

受話口周辺の採寸もジャストでいい感じ

ホームボタンにはフィルムが貼られていたが、指紋認証も問題ナシ

カメラは少しアンダーになる

ディスプレーが剥き出しなので、不安はあるのだが、防水機能はしっかりしている

水滴があると誤タップ率は高くなるが、これはiPhone側の問題だ


こちらは持ちやすさを重視!
LIFEPROOF「fre」

 LIFEPROOF nuudのディスプレー保護ありバージョン。前面・背面ともにカバーするジャケットになる。機能面では同様だが、より使い勝手を重視しており、前述のnuudに比べると持ちやすさはこちらのほうが上。ディスプレーに直撃する可能性も回避したいのであれば、フィルムで保護されたLIFEPROOF freを選ぶといいだろう。

なお、写真のカラーはAsphalt Black。そのほかのカラバリはSecond Wind Grey、Ember Red、Base Camp Blue、Sunset Bay Teal、Twilights Edge Pink、MAX-5 Orange、Xtra Limeと豊富に用意されている。

 価格はオンラインストアで約9500円。

LIFEPROOF fre。iPhone 6sに対応するバージョンもある

ネジいらずで、iPhoneをサンドイッチする

パッキン周辺の構造はこんな感じ

アウトカメラ周辺。サブマイク部分の処理もバッチリだ

左側面の操作感はとくに変化ナシ

右側面。このあたりのピッタリ感は高価格のケースならでは

Lightning端子のカバー

ホームボタン部分は薄めのフィルムが貼られており、指紋認証も問題ナシ

取り外すときは付属のベラか、硬貨を使用する(指ではまずムリ)


低価格だけど実用性も高いタブレット向けケース
上海問屋「DN-13591 IPX8 浮く防水ケース」 (8型サイズ)

 463円(税別)ながら実用的なタブレット向け防水ケース。iPad miniなど8型サイズのタブレットを想定している。背面にクッション兼フロートを採用しており、タブレットの出し入れは側面からという仕様。ジッパーは2重なので、防水処理もしっかりしている。妙に安いがすごく使えるという上海問屋ならではの製品だ。8型版だけでなく6型版もあり、サイズが異なるだけで8型版と同じ仕様だ。

 ちなみに、筆者は、6型版をiPhone 6s Plus用としてお風呂で愛用していた。

上海問屋「DN-13591 IPX8 浮く防水ケース」

裏面にフロート兼クッションがある

ハニカム型で持つときにほどよくヘコむため、持ちやすい

スペースは余るが、スマホを入れてもいい

背面の左上はカメラ用のスペースが用意されている

6型版(撮影は2016年)

番外編:ちょっと変わった防水グッズたち

 ここからはちょっと変わった、でも意欲的な防水グッズを紹介する。1つ目はサンコーレアモノショップ「スマホ用エアバスピロー」。クッション+スマホ保持アーム+防水ケースといった製品で、おもにお風呂用。ハンズフリーになるので、半身浴の時間が長い人向け。アームと防水ケースの接続はマジックテープとなっている。

 価格はオンラインストアで480円と、ワンコインでお釣りがくる。

サンコーレアモノショップ「スマホ用エアバスピロー」。パッケージで解説が完了しているのも素晴らしい

 もう1つは上海問屋「耐衝撃防水ケースDN-913299」。ケースはケースなのだが、スマホを収納しておけるだけで操作は不可能だ。浮くため、スマホ以外の小物を入れておくケースとしてのほうが実用性が高そうである。なおLサイズとSサイズのふたつがある。

 価格はオンラインストアでLサイズ、Sサイズともに740円(税別)

上海問屋「耐衝撃防水ケースDN-913299」

ゴムパッキンがちゃんとある

そして、浮く

【次回予告】最終回は100円ショップグッズ

 防水ケース企画3回目は、100円ショップで見つけたモノを中心にお届け。実際どの程度使えるのかを検証する!

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