エントリークラスのWi-Fi体重計「Nokia Body」、アプリ刷新を発表
さよならWithings、ノキアが日本のコンシューマ市場に再参入し6月21日より完全移行
ノキアは、かねてから発表していた仏Withingsブランドからノキアへの完全移行を発表した。従来、日本や世界で発売されていたWithingsブランドの各製品は、6月21日から「NOKIA」のブランドのロゴに差し替わり発売される。
10年ぶりに、こんにちは日本
ノキア、デジタルヘルス・アジア・マーケティング責任者、ジュリアン・ド・プレオモン氏は「日本のコンシューマ市場に、約10年ぶりに戻ってきました。ヘルスモニタリングの市場は2024年まで3000億ドルを超えると、考えています。ノキアのエコシステムを通じて、日常生活にあったデジタルヘルスの製品を提供していきたい」と、述べた。
ノキアのエコシステムとは体重計、活動量計などの同社製品が、自社アプリ「Nokia Health Mate」に連動することで、複数機器が測定したユーザーの健康情報などを一元管理できるというもの。また、Google Fitやアップルのヘルスケアアプリ、そのほか著名なフィットネスアプリや健康管理アプリとも連動する。
また同日、体重計の新製品としてエントリークラスの「Nokia Body」を発表した。Bluetooth、Wi-Fiに接続し、「Nokia Health Mate」アプリ上で計測した体重、BMIを表示する。Wi-Fi登録は8ユーザーまで登録可能で、Nokia Bodyに乗るだけでユーザーを自動で認識する。価格は8510円で6月21日から発売。
既存のWithings製品は6月21日以降、各製品の機能、スペックは変わらず、ブランドロゴをWithingsからNOKIAに差し替えて販売される。
唯一、大幅な刷新を加えたのがNokia Health Mate。UIの変更だけではなく、新たにアプリで「ウェルネスプログラム」と題したコーチングプログラムを提供する。プログラムは全4種類で、「Sleep Smarter(スリープマスター)」、「Better Body (シェープアップ・近日公開)」、「Pregnancy Tracker(妊娠トラッカー)」、「Healthier Heart(対応機器は日本未発売)」と友だちや家族と順位を競うことでモチベーションを上げる「リーダーボード」が用意されている。
ウェルネスプログラムは、ユーザーの目的にあわせた健康目標の達成を支援するために、医療業界の協力のもとに開発。妊娠トラッカー以外は、8週間をサイクルとしユーザーのデータにあわせたコンテンツやアドバイスを発信するという。
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