週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

逆バンジーなどの超スゴイVRコンテンツが楽しめるVR施設が渋谷に爆誕!

2017年06月21日 11時00分更新

全方位から敵が迫る近未来シューティング

「BLAST×BLAST」は蒲田にある「スペースクリエイト自遊空間NEXT 蒲田西口店」や秋葉原にあるドスパラの「VRパラダイス」など、いろんなVR施設に導入されている人気VRシューティング。ほかの施設では台数が1台だけだったりと数が少なく、長い待ち時間に悩まされることもあるが、本施設では6台も用意されているため、チケットが有効な時間内に何度でも挑戦できそうだ。

VRヘッドマウントディスプレーに特化したタジクモーションシミュレーター「SIMVR(シンバ)」による揺れや振動を得ながら、迫力のシューティングが楽しめる

 VRヘッドマウントディスプレー(HMD)はHTCの「VIVE」を使用。VIVE用のVRコントローラーを両手に持ち、トリガーで攻撃して次々現れる敵を倒す。攻撃方法は通常のショットと、チャージ攻撃、チャージをし続けて複数の敵を自動ロックして追尾攻撃するマルチ攻撃の3種類。

近未来の都市が舞台で、ビルの間を高速に疾走する様は爽快感抜群

カラフルな世界観の新感覚リズムゲーム

「Airtone」は前方より流れてくるノーツを両手のコントローラーで狙ってポイントを稼ぐVRリズムゲーム。黄色いノーツの時は手を振り、緑色の時はトリガー、紫色の時はトリガー長押しでポイントを入手する。

ノーツが流れるレーンに向かって手を伸ばす必要がある。アーケードのリズムゲームに近いが、映像が360度に広がっているため、没入感はかなり高い

 レーンは5つあり、もちろんノーツが同時に流れてくることも。色違いのノーツが同時に流れてきた際は、左と右で別の動作をしないといけなかったりと、割と頭を使う。トリガー長押ししながら、レーンに沿って手を動かす必要もあり、難易度が高い曲になるにつれ、かなり動かなければならない印象。

 プレイスペースは服屋のやや広い試着室といった程度なので、手を伸ばし過ぎると壁に当たりそうになるのが玉に瑕。映像は非日常的なカラフルな世界が360度に広がり、現実世界と隔離されるため、周りの喧騒に悩まされることなく、流れるノーツに集中できるのはグッド。

初期曲は初見でもSSSが取れた。そこそこゲームをプレイする人なら、慣れるのは早そうだ

 メインキャラクターの「ネオン」ちゃんも可愛く、サイバーな世界にマッチしているのもいい。リズムゲーム好きは、ぜひとも一度プレイしてみよう。

 本家ハウステンボスで女性に大人気というのが「迫りくる愛のささやき」。イケメン男子に壁ドンされるVRコンテンツで、3人の個性的な男性から選ぶことができる。男性向けに先輩マネージャーから壁ドンされるコンテンツも用意されている。使用されていたVRHMDは、独自OSを採用したスタンドアローン型の「IDEALENS K2」。頭の上でアーチを描くヘッドバンドにより、頭の上下を柔らかく挟むタイプのVRHMDで、手早く着脱ができる。

「迫りくる愛のささやき」は、壁に作り物の芝が敷かれたスペースで体験

 男性向けのコンテンツを体験。部活を引退する先輩女子マネージャーから、強気に壁ドンされ……短い時間だが甘酸っぱい青春を想起させるシチュエーションに萌える人もいるだろう。

体験スペースの中はこんな感じ。本来はカーテンが閉められ、外から自分が悶える姿を見られないのでご安心を(キリッ!

 ホラーコンテンツの「VR心霊百物語~廃病院~」も「IDEALENS K2」にてプレイ。ある廃病院を取材して行方不明になったTVスタッフが残したカメラの映像を見るといったストーリーが展開。ユーザーは映像の音に合わせて振動するVR4Dシステム「TELEPOD(テレポッド)」に座り、VR映像を視聴する。

TVリポーターが廃病院を取材する映像の中に幽霊が……

 今回体験したのは、オープン時にプレイ可能なコンテンツ。同社は3~6ヵ月の期間を経て、コンテンツの入れ替えも検討し、行なうとのこと。本家である長崎・ハウステンボスでも来場者にアンケートを取り、人気のないコンテンツは、入れ替えを行なっているという。そのため、良質なVRコンテンツが常に楽しめるのだそうだ。VRが気になっている人は、今後も本施設ならびに長崎・ハウステンボスの動向に注目しよう。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事