Amazon Web Services, Inc.は6月7日(現地時間)、コンピュート、メッセージング、データキャッシュ、同期機能をコネクテッドデバイス上で稼働させられるソフトウェア「AWS Greengrass」の提供を開始した。
AWSクラウドの処理、分析、ストレージ能力をフルに活用しながら、ローカル側でタスクの実行、デバイス・データの同期、ほかのデバイスとの通信が可能になるソフトウェア。
ユーザーは、AWSクラウド上で実行するのと同じ方法でAWS Lambdaを使用してコネクテッドデバイス上でコードを実行できるため、IoTデバイスのプログラミングやアップデートが容易になる。
さらに、AWS GreengrassにはAWS IoTのメッセージング、同期機能が含まれるため、クラウドに接続せずに、デバイスからほかのデバイスに直接メッセージの送信も可能。
ユーザーは必要に応じて、タスクの実行をクラウドに頼んだり、デバイス上で動かしたり、互いに通信し合うなど、単一のシームレスな環境で柔軟に対応できるようになるという。
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