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地球上のどこに居ても正確な時刻を表示

セイコーからワールドタイム×GPSソーラー、軽量・高耐食のチタン製「ランドマスター グレートトラヴァース」

2017年06月13日 09時00分更新

探検家などの極地ユースで高い信頼を得てきた「ランドマスター」シリーズ。「グレートトラヴァース」は、ムーブメントを90度回転してセットし、リュウズを12時位置に配置。そのため、日付け窓の位置は「1時」と珍しいデザイン

 セイコーウオッチは6月12日、スポーツウオッチブランド「プロスペックス」のGPSソーラーウオッチ「ランドマスター グレートトラヴァース」を発表した。発売日は7月8日で、価格は29万1600円。

 ランドマスターは、高い堅牢性と信頼性で登山家や極地探検家などに支持されてきたシリーズ。新製品はGPS衛星からの電波を受信して緯度・経度・高度を特定し、地球上の様々な地点からすばやく現在地の正確な時刻を表示する。特に高山や洋上など、携帯電話などの電波が届かないエリアでその効果が得られるという。また、ソーラー充電機能を搭載しており、電池切れの心配も定期的な電池交換や外部充電も必要ないとしている。

 ケースは20気圧防水仕様のチタン製、JIS耐磁時計1種。軽量・高耐食で装着感にも配慮したとしている。ベゼル部にはカーキ色のセラミックスを採用し、タイムゾーンをあしらったした。

一般的には3時や9時などの位置に付くリュウズが12時の位置に。動きやすさと操作性を考慮したデザイン

大型の針を採用したダイヤルデザイン。大小それぞれの時針はオレンジの塗装で、暗所の視認性を高めている

 手首の自由な動きとウェア脱着時の引っ掛かり防止のため、リュウズとボタンは12時位置に配置。グローブをしたままでも操作しやすい大型のパーツを採用し、滑りにくいようにローレットを刻んでいる。バンドはケースと同じチタン製で、ウェア上でも装着できるようにエクステンダー機能を搭載している。

 視認性を高めるために大型のダイヤルデザインを採用しているほか、サファイアガラスにはスーパークリアコーティングを、インデックスと針には暗所で長時間発光するルミブライトそれぞれ施した。基本時計と3時位置の小時計の時針はオレンジとし、判読性を高めている。

 そのほかデュアルタイム表示機能や40タイムゾーンのワールドタイム機能、2100年2月28日までのパーペチュアルカレンダーやDST(サマータイム)機能を搭載。主な仕様は、ムーブメントはキャリバー8X53。時間精度は平均月差±15秒。ケースサイズが外径48.8mm、厚さ15.2mm。


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