週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

実践に基づくノウハウを伝授

PFUが満足度80%オーバーのペーパーレス化メソッドを提供

2017年06月12日 15時15分更新

 PFUは6月12日、オフィスのペーパーレス化から働き方改革を実現させる「オフィスドキュメントマネジメントサービス」の開始を発表した。同社が2014年から取り組んできた社内実践をベースに、ペーパーレスオフィスの実現と継続運用までのノウハウ・仕組みを事業化したもの。従業員1000人規模のオフィスを前提としたサービスの概算費用例として、初年度のイニシャルコスト1200万円、次年度以降は年600万円を提示している。

 社内実践では「社員の意識改革」「どこでもオフィスの実現」「リスクマネジメント対策」「紙からの脱却によるコスト削減」を重点テーマに掲げ、紙文書量を92%削減や、空いたスペースのコミュニケーション空間への転換、テレワークの導入などを実施。オフィス環境の満足度が80%以上に向上したというこれらの経験に加え、同社のイメージスキャナによるイメージング技術などをベースに、次の3段階に体系化されたサービスを展開する。

1. ペーパーレスオフィス実現サービス
 3段階の導入ステップで無理なく確実なオフィスのペーパーレス化を支援する。計画フェーズとして、「ペーパーレス実践メソッド」の提供による、文書管理ルール、オフィスの紙文書の調査、実施計画作成などの実施方法を提供。実施フェーズとして、オフィス文書管理システムの導入サポートで、イメージ入力システム/電子化アウトソーシングを提案し、「オフィス文書管理システム」を導入支援。運用フェーズとして、組織変更や人事異動に対応し、保存期限切れ文書データの廃棄などのシステムを運用。

2. ファイルサーバ整頓サービス
「オフィス文書管理システム」の導入を前提とした、ファイルサーバーの電子ファイル整頓支援サービス。ペーパーレス実現サービス同様に計画・実施・運用をステップごとに進め、電子ファイル整頓を簡単な操作で運用できるように支援する。

3. 重要文書リスク対策サービス
 重要文書ファイルを対象に暗号化し、持ち出し文書の閲覧を制御する。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります