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実は8ドライバーだった「ROSIE」、代理店がスペックを更新

2017年06月09日 11時00分更新

 アユートは6月9日、昨年5月に国内販売を開始した高級イヤモニ「ROSIE」の仕様について、自社で公開している情報を更新した。

ROSIE

 もともとROSIEは、片側6ドライバー構成(低域×2、中域×2、高域×2)で開発した機種だったが、現行製品では片側8ドライバー構成(低域×2、中域×2、高域×4)にしている。しかし、ROSIEの製品紹介ページでは、2015年12月の発表情報に基づき、6ドライバー搭載という記載が残っていた。

 販売代理店のアユートの説明によると、初期ロットのごく一部が6ドライバー構成で出荷されていたが、音質改善などを目的としたJH Audio側の判断で、直後に8ドライバーにアップグレードされたそうだ。機能改善のため、予告なく製品の仕様が変わることはよくあることだが、この情報がごく最近まで、JH Audioから販売代理店に告知されていなかったかたちだ。

 なお、6ドライバー構成で出荷されたロットはいずれも海外向けのもので、アユートが取り扱う国内正規流通品は、過去に販売した製品を含め、すべて8ドライバー構成になっている。

 ROSIEは、JH AudioとAstell&Kernがコラボして企画したユニバーサル型IEM(In Ear Monitor)で、アルミ製筐体・カーボン製フェースプレートを採用。記事執筆時点の実売価格は8万円台後半で、THE SIRENシリーズで金属筐体を採用したものの中では、ローエンド機となる。

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