週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

実は8ドライバーだった「ROSIE」、代理店がスペックを更新

2017年06月09日 11時00分更新

 アユートは6月9日、昨年5月に国内販売を開始した高級イヤモニ「ROSIE」の仕様について、自社で公開している情報を更新した。

ROSIE

 もともとROSIEは、片側6ドライバー構成(低域×2、中域×2、高域×2)で開発した機種だったが、現行製品では片側8ドライバー構成(低域×2、中域×2、高域×4)にしている。しかし、ROSIEの製品紹介ページでは、2015年12月の発表情報に基づき、6ドライバー搭載という記載が残っていた。

 販売代理店のアユートの説明によると、初期ロットのごく一部が6ドライバー構成で出荷されていたが、音質改善などを目的としたJH Audio側の判断で、直後に8ドライバーにアップグレードされたそうだ。機能改善のため、予告なく製品の仕様が変わることはよくあることだが、この情報がごく最近まで、JH Audioから販売代理店に告知されていなかったかたちだ。

 なお、6ドライバー構成で出荷されたロットはいずれも海外向けのもので、アユートが取り扱う国内正規流通品は、過去に販売した製品を含め、すべて8ドライバー構成になっている。

 ROSIEは、JH AudioとAstell&Kernがコラボして企画したユニバーサル型IEM(In Ear Monitor)で、アルミ製筐体・カーボン製フェースプレートを採用。記事執筆時点の実売価格は8万円台後半で、THE SIRENシリーズで金属筐体を採用したものの中では、ローエンド機となる。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります