物理QWERTYキーボードを搭載した、Androidベースの最新BlackBerryスマートフォン「BlackBerry KEYone(BBB100-2)」がアキバ店頭に登場した。入荷したのはイオシス アキバ中央通店で、店頭価格は8万9800円。ただし人気で早々に完売、現在は再入荷を待っている状態だ。
BlackBerry KEYoneは、「MWC 2017」に合わせて発表されたAndroid搭載の最新BlackBerryスマートフォン。同社からライセンスを提供されたTCL Communicationが製造する端末で、トレードマークともいえる物理QWERTYキーボードが最大の魅力だ。
キーボードには、アプリをワンタッチで起動できるショートカットが割り当て可能なほか、スペースキーには指紋認証センサーを内蔵。さらにキーボードの金属部分にもセンサーが埋め込まれ、キーボード上をなでることで、画面のスクロールなどが可能となっている。
搭載OSはAndroid 7.1で、BlackBerryが「世界で最もセキュア」と称するセキュリティ重視の独自仕様を採用。各種通知を一元管理する「BlackBerry Hub」、アプリ単位の監視機能「DTEK by BlackBerry」などを備えている。
ディスプレーは1620×1080ドットの4.5型液晶で、プロセッサーはQualcomm Snapdragon 625(2.0GHz)、メモリー3GB、内蔵ストレージ32GBを実装。ソニー製イメージセンサー「IMX378」を採用した1200万画素カメラ、QuickChage 3.0対応の3,505mAhバッテリーも内蔵する。
入荷したのはSIMフリーのグローバルモデルで、通信方式はFDD-LTEバンド1/2/3/4/5/7/8/13/17/20/28、TDD-LTEバンド38/40などに対応する。
なお、現時点では前述の通り完売しており、具体的な再入荷時期は未定。また、同店では「相場が高騰しており、当初想定していたより割高。どうしても欲しい人以外は、価格が落ち着くまで待つことを勧める」と説明している。
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