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気動車「ひだ」「南紀」をリプレイスする次期車両、2022年度には実用化か

JR東海、ハイブリッド方式の次期特急車両を開発へ

2017年06月07日 21時30分更新

車両デザイン(イメージ)。車両デザインを刷新するとともに旅客サービス設備やバリアフリー設備などを充実させる予定

 JR東海は6月7日、同社としては初となるハイブリッド方式を採用した次期特急車両(試験走行車)を新製すると発表した。

 同社が現在特急「ひだ」「南紀」に使用している85系気動車の取替えを見据えた新規開発となり、エンジンで発電した電力とブレーキ時にバッテリーに貯めた電力を組み合わせてモーターを駆動するハイブリッド車両。これまでの気動車特有のギアチェンジが解消され乗り心地が向上するほか、エネルギー回生により燃費が約15%改善すると見込まれる。

走行の仕組み

 試験走行車として1編成4両を製作、2019年度末完成を予定しており、1年間を目途に基本性能試験や長期耐久試験を実施。量産車は2022年度を目標に投入する方向で検討を進めている。

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